どんな犬種でも一緒に暮らすうえで抜け毛は気になるポイントですよね。抜け毛が多いとブラッシングが大変なだけではなく、服などに抜け毛が付着し、掃除も大変です。美しい飾り毛が特徴的なパピヨンは、抜け毛が多い犬種なのでしょうか?ここではパピヨンの被毛タイプや抜け毛の量、お手入れの方法などについて解説していきます。
パピヨンの被毛の特徴について
パピヨンの被毛は光沢があり、シルキーで直毛です。軽くウェーブがかっている部分もあります。毛は長く細いですが、絡まりやすくはありません。
気になるパピヨンの抜け毛量は?
パピヨンはアンダーコートがない、シングルコートの犬種です。そのため、アンダーコートとオーバーコートの両方を持つダブルコートの犬種ほど毛が大量に抜けることはありません。しかし、パピヨンも季節に合わせて毛が生え変わり、多少の抜け毛が発生します。また、パピヨンの毛は一定の長さまで伸びたらそれ以上伸びないので、他の毛が伸び続けるシングルコートの犬種と比べると抜け毛は多いと感じると思います。そのため、日頃からブラッシングをすることを習慣づけておくことが大切です。
パピヨンにはダブルコートの個体もおり、シングルコートの個体と比べると抜け毛は多いです。
生後4ヶ月のころの子どもから大人の毛に生え変わるタイミングで、かなりの量の抜け毛が出ます。
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パピヨンの抜け毛対策|掃除はこまめに
パピヨンの抜け毛がカーペットや家具に溜まってしまうと、掃除も大変になります。細かいところにまで抜け毛が入り込むと完全に取り除くのは困難です。
これを防ぐため、日頃からこまめに抜け毛を掃除することが大切です。パピヨンの抜け毛を掃除するための便利グッズはペットショップやホームセンターなどでたくさん販売されているので、自分の家具や服に合ったグッズを探してみてくださいね。
また、愛犬が嫌がらないのであれば洋服を着せるのも有効です。床に落ちる抜け毛の量を大幅に減らすことができます。ただし長時間の着用は避け、洗濯の際は愛犬の洋服は分けて洗うようにしてくださいね。
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パピヨンの被毛をお手入れする際のコツ
パピヨンの被毛はローメンテナンスで、お手入れにたくさんの時間を費やす必要はありません。
しかし、日頃からブラッシングやシャンプーを習慣づけることで、パピヨンの抜け毛を減らすことができます。さらに、定期的なお手入れは抜け毛を減らすだけではなく、パピヨンの体に異常がないかの確認にもなり、病気の早期発見につながります。
定期的なブラッシングで抜け毛を減らす
ピンブラシやスリッカーブラシで定期的にパピヨンの毛をブラッシングすることで、たくさんの抜け毛を取り除くことができます。
また、埃や土などの汚れも取り除くことができ、被毛を清潔に保つのに役に立ちます。 ブラッシングは毎日行う必要はなく週に数回で十分です。しかし、換毛期には一時的に抜け毛が増えるため、こまめなブラッシングが必要になるかもしれません。
パピヨンの毛はデリケートなので、ブラッシングする際は優しくするように心がけてください。強く押し当てブラッシングをしてしまうと、被毛だけではなく、皮膚をも傷つけてしまう場合があります。先端が丸くなっているピンブラシやコームがおすすめです。
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シャンプーで緩んでいる毛を排除
定期的なシャンプーで緩んでいる毛を取り除くことができます。頻度としては月に1~2回で十分でしょう。緩んでいる毛はいずれ自然と抜けますが、ブラッシングをして取り除くことは困難です。
パピヨンをシャンプーする前に一度ブラッシングをし、できる限り抜け毛を取り除くようにしてください。ブラッシングを事前にすることで、シャンプー中に毛が絡まるのを防ぐこともできます。 また、シャンプーはぬるま湯でゆすぐことで、皮膚や被毛が乾燥しすぎるのを防ぐことができます。
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自宅でのカットは注意が必要?
パピヨンの被毛は長いものの、一度短くしてしまうと再び伸びるまで時間を要したり、毛質が変わってしまうこともあります。肉球の間や肛門付近、絡まった部分のカットであれば自宅でも問題ないですが、もともとトリミングが必要な犬種ではないため、気になる部分があるのであれば、トリミングサロンで相談するのがおすすめです。
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パピヨンの健康のためにも、被毛のお手入れは欠かさずに
パピヨンは非常にエレガントで美しい被毛が特徴です。しかし、その被毛を美しく清潔に保つためには日々のお手入れは欠かせません。 毎日の小さな積み重ねが大切になってきますので、是非気を付けてあげてください。
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