2024年最新版 選び方も解説 注目のペットベッド徹底比較 老犬/介護/小型犬/中型犬/大型犬

ミニチュアピンシャーの平均寿命|かかりやすい病気・適正体重・長生きの秘訣をご紹介

小鹿のようなすらっとしたスタイルが魅力のミニチュアピンシャー。凛々しい顔立ちと小柄な体が可愛らしく「ミニピン」という愛称で親しまれています。今回は、ミニチュアピンシャーの平均寿命やかかりやすい病気、運動量など迎えるにあたって知っておくべき情報を紹介していきます。

健康管理/病気

ミニチュアピンシャーについてのほかの記事

ミニチュアピンシャーのすべて!特徴や性格、飼い方など気になる情報をまとめました

ミニチュアピンシャーを上手にしつけるコツ!性格に合ったしつけ方や遊び方を知ろう

ミニチュアピンシャーの抜け毛事情について解説!お手入れ方法や抜け毛対策など

ミニチュアピンシャーの子犬の育ち方は?子犬から成犬までの体重変化

ミニチュアピンシャーの成犬ついて。サイズや散歩量、かかる費用など

ミニチュアピンシャーの服の選び方!必要性と選び方のポイントをご紹介!

ミニチュアピンシャーの平均寿命

ミニチュアピンシャー

 小型犬に分類されるミニチュアピンシャーの平均寿命は12~14歳です。

犬の寿命は体のサイズによって変わると言われており、体が小さいほど寿命が長く、大きくなるほど短くなる傾向にあります。そのため、小型犬であるミニチュアピンシャーも平均寿命が10歳前後の大型犬に比べると長く、小型犬の中でもやや長寿の部類に入ります。

ミニチュアピンシャーの適正体重とは?

ミニチュアピンシャー

 手足が細く筋肉質なミニチュアピンシャーの適正体重は、約4~6kgとされています。スリムな体型のミニチュアピンシャーは、特徴的である小鹿のように足の骨が短いため、体重が増えると関節への負担が大きくなります。肥満にならないよう体重管理をしっかりと行ないましょう。 

ミニチュアピンシャーの運動量

 ミニチュアピンシャーは、とても活発でエネルギッシュな犬種のため、小型犬の中でもかなりの運動量を必要とします。おうちの中でもよく走り回り、飛び跳ねたりととにかくよく動きます。

そのため、散歩の目安は1日2回、30~40分以上は行ないましょう。必要な運動量には個体差もあるため散歩の後も元気に動き回っているようであれば、散歩の時間を増やしたり走る時間を作るなどして、十分かどうか見極めましょう。

運動不足によるストレスを溜め込んでしまうと、健康を害する原因になるため、健康で長生きしてもらうためにもしっかりと毎日運動の時間を作りましょう。

ミニチュアピンシャーのかかりやすい病気

ミニチュアピンシャー

 ミニチュアピンシャーを飼うにあたって、かかりやすい病気を頭に入れておくことはとても大切です。愛犬に異変が見られた時も慌てずに対応できるようかかりやすい病気を知っておきましょう。 

耳介辺縁皮膚症

 耳介辺緑皮膚症とは、耳の縁の部分が老けを伴って脱毛したり、変色してしまう病気です。ミニチュアピンシャーやダックスフンドなど耳が大きく薄い犬種に起こりやすい病気で、症状が悪化するとかさぶたができたり、裂傷ができ出血を引き起こすこともあります。

冬の寒い時期はスヌードなどで耳を保温するなど、血行をよくすることが予防に繋がると言われています。根治することが難しい病気で、治療としてはシャンプー両方が一般的です。

膝蓋骨脱臼

 膝のお皿である膝蓋骨が、本来ある場所からずれてしまった状態のことを膝蓋骨脱臼といい、通常「パテラ」と呼ばれます。軽度の場合は、症状が出ないこともありますが、重度になると歩行異常が見られます。遺伝的要因による発症が多く、予防としては体重管理や膝への負担がかからないよう生活環境を整えてあげることです。

特にミニチュアピンシャーは、室内でもよく走り回り、ジャンプが得意でかなりの高さまで飛び上がることができるため、床にカーペットやクッション性のあるマットを敷くなど関節への負担を抑えられるようにしてあげる必要があります。

レッグペルテス病

 別名大腿骨頭壊死症とも呼ばれるレッグペルテス病とは、後ろ足のある大腿骨頭への血液供給量が不足することで、大腿骨頭が壊死してしまう疾患のことです。

1歳未満の成長期である小型犬が発症する場合が多く、予防が難しい病気です。症状としては、歩くと痛みが生じるために歩き方が不自然になったり、足をあげたままの状態になるなどが見られます。これらの症状が見られた場合は、すぐ病院を受診しましょう。

ミニチュアピンシャーと長く楽しく過ごすために

ミニチュアピンシャー

 ミニチュアピンシャーは、小型犬の中でも長寿の部類に入る犬種ですが、できるだけ長く健康に過ごしてほしいと願うものですよね。バランスのとれた食事や運動による体重管理やストレス管理、細い足に負担がかからない環境を整えてあげることが健康寿命を伸ばすことに繋がります。愛犬がストレスなく暮らせるよう愛情をたっぷりかけながら、楽しく過ごしてください。 

関連するキーワード

健康管理/病気
タイトルとURLをコピーしました