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ラブラドゥードルの平均寿命について|かかりやすい病気や適正体重を知って健康管理

オーストラリアで生まれたラブラドゥードルは、ラブラドールレトリーバーとプードルの交配により「抜け毛が少ないアレルギーフレンドリーな犬」として誕生しました。オーストラリアン・ラブラドゥードル(AL)と呼ばれ、現在はAL同士の交配により犬種の固定化が目指されています。

日本ではまだあまり見かけない犬種ですが、非常に頭が良く友好的でセラピードッグとしても活躍する犬です。この記事では、ラブラドゥードルの平均寿命やかかりやすい病気、適正体重についてご紹介します。

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ラブラドゥードルの平均寿命

ラブラドゥードル

 ラブラドゥードルが誕生したのは1980年代と言われており、まだ歴史が浅いため寿命についてはっきりとしたデータがありません。

一般的には大型犬よりも小型犬の方が長生きしますが、日本においてラブラドゥードルの普及活動を行う「日本オーストラリアン・ラブラドゥードル協会」によると、ラブラドゥードルには「スタンダード」「ミディアム」「ミニチュア」の3つのサイズがあるため、寿命には差があるようです。

犬全体の平均寿命は?

 一般社団法人、日本ペットフード協会の調査によると、2019年の犬全体の平均寿命は14.44歳です。 

ラブラドゥードルが気をつけたい病気

ラブラドゥードル

 ラブラドゥードルがかかりやすい病気についてご紹介します。 

外耳炎

 外耳炎とは、耳介から鼓膜まで続く「外耳」に炎症が起こる病気です。湿気や真菌、細菌、耳ダニなどが原因となり、治療しないと慢性化するため注意が必要です。ラブラドゥードルのような垂れ耳の犬は、耳の通気性が悪いため外耳炎を引き起こしやすいと言われています。日頃から耳の中に異常がないか小まめにチェックしましょう。 

外耳炎の症状

 耳に痒みや痛みを感じるため、頭を降ったり後足で耳の後ろを引っ掻く仕草をします。耳には赤みや腫れ、耳垢の増加などが見られ、悪臭を放つこともあります。 

股関節形成不全

 股関節形成不全とは、発育の途中で骨盤に形態的な異常が起こり、骨盤のくぼみと大腿骨の先端がうまく関節がかみ合わず、歩行に障害をきたす病気です。症状は生後4〜12ヶ月後に現れることが多いと言われていますが、2〜3年経ってから発症する場合もあります。大型犬や超大型犬によく見られます。 

股関節形成不全の症状

 股関節形成不全になると「モンローウォーク」と呼ばれる腰を振りながら歩く様子が見られたり、横座りをするようになります。段差のある場所を避けて歩いたり、運動を嫌がることもあります。 

ラブラドゥードルの適正体重や必要な運動量

ラブラドゥードル

 ラブラドゥードルの健康を維持するためにも、飼い主さんは適正体重を維持するよう努めましょう。適正体重を知るには、成長が終わり体重が安定する1歳頃の体重を目安にします。 

ラブラドゥードルの食餌

 身体が成長段階にある子犬期は、食餌管理が特に大切な時期です。フードの種類は様々ですが、パッケージに「総合栄養食」と記されたものを選びましょう。総合栄養食には炭水化物や脂肪、タンパク質の他、ビタミンやミネラルがバランス良く配合されています。子犬と成犬、高齢犬では必要になる栄養素やカロリーに違いがあるので、ライフステージに合ったものを選びましょう。 

ラブラドゥードルに必要な運動量

ラブラドゥードル

 ラブラドゥードルは、毎日のお散歩の時間を楽しみにしています。1日2回、大型であれば1回に30〜60分ずつ、小型であれば20〜30分ずつを目安にお散歩に行きましょう。また、ドッグランの利用もおすすめです。ドッグランでの運動は運動不足解消やストレス発散の効果が期待できます。 

ラブラドゥードルの適正体重を維持して長生きしてもらおう

ラブラドゥードル

 ラブラドゥードルの歴史は浅く、寿命や病気についてはまだ十分なデータが揃っていません。全ての犬に共通して言える健康管理のポイントは、栄養バランスのとれた食餌と適切な運動、病気の予防・早期発見です。飼い主さんはラブラドゥードルに愛情をもって接し、一日でも長く元気に過ごせるよう健康管理をしましょう。 

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