ゴールデンレトリバーと言えば、名前の通り金色に輝く美しい被毛の持ち主です。では、その赤ちゃんたちは一体どんな姿をしているのでしょうか。ここではゴールデンレトリバーの人気の理由、出産から成犬との違いまでご紹介します。
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ゴールデンレトリバーが人気の理由は?
ゴールデンレトリバーは、見た目の可愛らしさはもちろんのこと、温厚でおっとりしているのに遊び好きで、子供にもお年寄りにも優しく接することができる性格も人気の一つと言えます。
また、とても頭が良く、新聞紙を取ってきたり靴下を脱がせたり、飼い主に来客を知らせるなど、人の助けになる行動もトレーニングすることで覚えることができます。そのため、警察犬、介助犬、セラピー犬など様々な場所で活躍している犬種です。
ゴールデンレトリバーの出産について
大型犬は小型犬より出産する頭数が多いイメージですが、ゴールデンレトリバーはどうなのでしょうか。ここではゴールデンレトリバーの妊娠から出産まで、生まれる頭数などについてご紹介します。
生まれる頭数は?
ゴールデンレトリバーは、平均すると一度の出産で5~8頭ほどの赤ちゃんが産まれてきます。頭数が多いので、出生体重にはバラツキがありますが、だいたい400~250gで生まれてきます。
妊娠から出産
犬の妊娠期間は交配から58~68日程度です。交配後、3週間~1カ月ごろに動物病院で行う超音波検査で妊娠が確定されます。出産予定日が近くなったころには、お腹に何頭の赤ちゃんがいるかが確認できます。
出産には寝床やへその緒を切るための道具や清潔な布など、様々なものが必要になります。出てきた胎盤やへその緒の処理は、基本的には母犬が行いますが、まれに母犬が行わないこともあり、処理の方法や仮死状態で生まれたきた場合など、様々な可能性を見込んで自宅での出産を安易に決定しないようにしましょう。
ゴールデンレトリバーの赤ちゃんについて
犬の赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、どの犬種も同じような顔をしています。しかし、1~2週間経つと犬種特有の顔つきになり、生後2カ月になればすっかり子犬になります。ここではゴールデンレトリバーの赤ちゃんの見た目と体重、成犬との違いについてご紹介します。
見た目と体重は?
生後0日の赤ちゃんは、目も耳もふさがっていて手探りで母犬のところまでたどり着き、母乳をもらいます。体重は250~350g程度です。
生後1週間経つと体重は倍になり、生後3週間経つと3倍になります。見た目は生後2週間ごろに目があき、耳が聞こえはじめ、生後3週間ごろに乳歯が生えはじめます。乳歯が生えはじめのころは、歯がゆいのか色んなものに噛み付くので近くに危ない物を置かないように注意しましょう。
歯が生え始めると、だんだん母犬が母乳をあげるのを嫌がりはじめ、子犬が来れない場所へと避難する光景も見られるようになります。
成犬との違い
ゴールデンレトリバーの赤ちゃんと成犬との違いは、好奇心旺盛な性格だけでなく、身体つき、被毛量などが異なります。
ゴールデンレトリバーの子犬はとてもやんちゃです。育児部屋に母犬と一緒に入れていても脱走しては、母犬をこまらせることもしばしばあります。まだ身体つきもふにゃふにゃで細い場所も通れるため、小さな隙間から抜け出すこともあります。
まだ被毛量も少なく短く、成犬にはないホワホワした被毛を持っています。この子犬特有の被毛は成犬になると生え変わるのでこの時期だけの毛質です。
ゴールデンレトリバーの赤ちゃんはやんちゃで愛らしい!
ゴールデンレトリバーは、大型犬の飼育頭数が減少している状況の中でも人気が高く、飼育頭数も他の大型犬に比べて多いです。
その人気の理由は明るい性格だけでなく、トレーニングのしやすさ、家庭犬として飼育しやすい点などもあります。ゴールデンレトリバーの赤ちゃん期はあっという間です。この時期の姿はあまり見ることができないので、見る機会があればじっくり堪能したいものですね。
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