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シーズーの被毛は自宅でのお手入れとトリミングサロンで美しさを維持!抜け毛対策やお手入れ方法をご紹介

温厚で人懐こく、幼い子供やお年寄りが暮らす家庭でも飼いやすいと言われているシーズー。柔らかく艶のある被毛が魅力的ですが、その美しさを維持するには被毛のお手入れが欠かせません。ここでは、シーズーの被毛の構造や飼い主さんにできるお手入れ、抜け毛対策などについて解説します。

飼い方/育て方

シーズーの被毛のタイプ

シーズー

柔らかくボリュームのあるシーズーの被毛のタイプや、カラーについてご紹介します。

シーズーの被毛の構造

犬の被毛の構造には「シングルコート」と「ダブルコート」がありますが、シーズーはダブルコートの犬種です。体表を覆うオーバーコート(上毛)の下には、短く柔らかいアンダーコート(下毛)が密生していますが、このアンダーコートには保温の役割があります。

シーズーの代表的なカラー

ジャパンケネルクラブ(JKC)によると、シーズーにはあらゆる毛色が許容されており、パーティーカラー(白地に1~2色のはっきりした斑)の犬においては前頭部に見られるホワイトのブレーズや尾の先端が白いものは大変好ましいとされています。

シーズーの家庭でのお手入れ

シーズー

シーズーの豊かで美しい被毛を維持するには、トリミングサロンに通うだけでなく日常的な家庭でのお手入れが重要です。

ブラッシング

毎日できる家庭でのお手入れとして、ブラッシングは欠かせません。シーズーのお手入れにはアンダーコートまでしっかりブラッシングできるスリッカーブラシや、ピンブラシがおすすめです。力を入れすぎると皮膚を傷つけてしまうので、優しく丁寧にブラッシングしましょう。

シャンプー

シャンプー前にはブラッシングし、ほこりを落としたり被毛の流れを整えておきましょう。毛が絡み合った状態で水に濡らすと、ひどくもつれたり毛玉になることがあります。

35~38℃くらいの、人が触って少しぬるいと感じるくらいがシーズーに適した水温です。全身くまなく濡らした後、よく泡立てたシャンプーで指の腹を使って洗います。フルコートのシーズーは毛が絡まないよう注意しましょう。

その他のお手入れ

シーズーは眼球の面積が大きく、目の前が伸びると目に入り刺激になることがあります。自宅で目の前の毛をカットするときは、ハサミで眼球を傷つけないよう注意しましょう。

また、地面につくほど長いロングコートの場合、美しい被毛を維持するために、日常的に被毛をラッピングする必要があります。

シーズーのトリミングサロンでのお手入れ

シーズー

本来はロングコートのシーズーですが、現在ペットとして飼育されているシーズーはお手入れしやすいよう短くカットすることが一般的です。トリミングサロンではその子に合ったスタイルを提案してもらえたり、自宅でのお手入れ方法を教えてもらうことができます。

おすすめのメニュー

シーズーにおすすめのメニューはシャンプー+カットコースです。爪切りや肛門腺絞り、耳掃除のほか、シャンプーや被毛のカットをします。希望するカットスタイルがあれば、写真を持参するなどしてトリマーさんとよく相談しましょう。

料金の目安

地域などにより差がありますが、料金の目安は5,000〜7,000円くらいです。毛玉のある子や身体の大きい子は、追加料金がかかることがあります。

トリミングの頻度

シーズーのトリミングは月1回が目安です。被毛を伸ばしている子であっても、爪切りや肛門腺絞り、足裏の毛のカットなどのお手入れは定期的に行いましょう。

シーズーの抜け毛対策

シーズー

シーズーに限りませんが、抜け毛が多いダブルコートの犬種の抜け毛対策の基本はブラッシングです。1日1回はブラッシングし、被毛が絡まないようにしましょう。

シャンプーも抜け毛対策になります。脂性のシーズーは、シャンプーが十分でないと皮膚病を患いがちです。2週間に1回くらいを目安にしましょう。

抜け毛が原因で毛玉になることも

抜け毛が増える換毛期になると、抜け毛と他の毛が絡まり毛玉ができやすくなります。毛玉ができる前に対策を講じましょう。

シーズーは被毛のお手入れが欠かせない

シーズー

毛が伸び続けるシーズーは、トリミングサロンや自宅でのお手入れが欠かせません。お手入れの基本であるブラッシングには、ほこりや抜け毛を除去するだけでなく、皮膚をマッサージし血行を促す効果もあるので、毎日スキンシップをとりながら楽しく行いましょう。

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