バーニーズマウンテンドッグは、日本でも人気の大型犬です。おおらかで陽気な性格で、子供にも優しいバーニーズは家庭犬にピッタリ。ただ、その大きさと力の強さに振り回されてしまう飼い主さんも少なくありません。 ですが、賢いバーニーズは、きちんとしつけをすればすぐに学習してくれます。振り回されてしまう前に、きちんとしつけを行なうことで、体の大きさが最高!と感じられるようにしていきましょう。ここでは、バーニーズの体格・体重・体調管理についてお話していきます。
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バーニーズマウンテンドッグの体重
バーニーズマウンテンドッグの成犬の平均体重は約40kgです。ですが、これはあくまで平均のお話。 大きい子になると、なんと70kgにまで成長する子もいるというのですから驚きです。
同じ犬種でも、これだけの体重差があり得るのは大型犬ならではですよね。 子犬の頃には、親の大きさで何となく想像できることもありますが、その子がどれくらいの大きさまで成長するのかは実際には分かりません。日々一緒に暮らしていく中で、どこまで大きく育つのかを見守っていくのも、大型犬を飼う一つの楽しみと言えます。逆に、初めて犬を飼うという場合には、大きく成長することも想定した上で、迎えてあげる必要があります。
バーニーズマウンテンドッグの体格
バーニーズマウンテンドッグは、スイス原産の犬種で主に荷車を引く「荷引き犬」として活躍していました。 重い荷車を引くため、体格はがっちりと頑丈な筋肉質タイプです。
またその大きな体をさらに大きく見せているのが、バーニーズの魅力の一つでもあるモフモフでフワフワな被毛ですよね。 体が大きい分モフモフ感も極上で、抱きしめれば毛皮に顔がうずめられるほど。バーニーズとのスキンシップは、最高の癒しをもたらしてくれます。
自分の大きさを自覚していない子も・・・
大型犬を代表するような立派な体格のバーニーズですが、自分の大きさを自覚していないとも思える行動もしばしば見受けられます。
基本的に甘えん坊の子が多く、自分の大きさを無視して飼い主さんの膝の上に乗ろうとしたり、ソファに座っていると細い隙間を見つけて隣にムギュっと座ってきたり、強引に寄り添ってきます。
ただ、そこにはまったく悪気はなく、とにかく飼い主さんの傍にいたいという純粋な気持ちの表れなので、バーニーズオーナーさんはそんな行動も癒しの一つに感じられるはずです。
バーニーズマウンテンドッグの体調管理には細心の注意を!
スイス原産のバーニーズは、暑さが大の苦手。逆に、雪の中でも平気で寝られるほど寒さには強い犬種です。 そのため、夏の暑い時期には暑さ対策は万全にしなければなりません。
エアコン・冷房を24時間つけっぱなしにするのはもちろんのこと、散歩も早朝や夜の時間帯にずらすなど徹底的な暑さ対策と体調管理が必要です。体調管理を怠ると、熱中症にかかってしまい、命の危険もあります。 愛犬の体調の変化を見逃さず、何かあればすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
バーニーズがかかりやすい病気|定期的な健康診断が重要
バーニーズは病気になってしまう子が多く、悲しいことに短命な犬種としても知られています。 特にガン疾患の子が多く、早い子は4~5歳でお別れをしなくてはいけないことも。 また、股関節形成不全や目の病気にかかるリスクも高いため、バーニーズと暮らしている方・これから迎えるという方は定期的な健康診断を強くおすすめします。
バーニーズマウンテンドッグの大きさを長所に変えよう!
街をお散歩しているとみんなが振り返るほどの存在感を持つバーニーズマウンテンドッグ。 でもその大きさに怯むことなく、子供たちは「さわってもいいですか?」と寄ってきてくれます。それはきっと、バーニーズの優しい表情や穏やかな振る舞いが、周りの人たちにも伝わっているからなのだと思います。
子犬の頃はやんちゃで手を焼くかもしれませんが、きちんとしつけをすれば、その大きさを感じさせないくらい、穏やかでおりこうな子に成長します。大きさを長所に変えてしまいましょう。 大型犬であるバーニーズを飼うということは、もちろん大変なこともありますが、きっとそれ以上の幸せを与えてくれる存在になってくれるはずです。
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