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あなたが好きな柴犬はキツネ顔?タヌキ顔?表情の違いと見分け方を解説

同じ柴犬でも、丸顔のコや面長のコなどいろいろな輪郭のコがいます。またよく見れば、目の形やマズル(口吻)の長さもみんなそれぞれ違っています。見た目の印象で柴犬の顔は、大きく分けて2つの種類で呼ばれているのはご存知でしょうか?丸顔のコはタヌキ顔、面長のコはキツネ顔と呼ばれています。柴犬ファンの中でも好みの顔のタイプ別に、タヌキ顔派とキツネ顔派に分かれるようです。どちらも可愛いことに間違いはありませんが、強いて言うならあなたはどっち派でしょうか?今回は柴犬のキツネ顔・タヌキ顔の表情の違いと見分け方を解説します。

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キツネ顔・タヌキ顔を語る前に!柴犬の表情の特徴とは

柴犬 顔のタイプ

柴犬は、トイプードルなどの巻き毛さんたちとは違い、顔周りの毛が短いので表情の変化をダイレクトに感じられる犬種と言えます。 一般的に日本犬は表情がわかりにくいと言われていますが、柴犬はその中でも比較的表情が豊かなコが多い印象です。

飼い主さんには従順な一方で、イヤなことはイヤ!という頑固な一面も持ち合わせているため、反抗的な態度を示すときには不機嫌そうな表情になったり、逆に飼い主さんにほめられたときにはニコニコの笑顔になったりと、表情は見飽きることがありません。 

柴犬のキツネ顔柴とタヌキ顔柴の見分け方

柴犬 キツネ顔柴犬 タヌキ顔

上記の写真をご覧ください。上がキツネ顔、下がタヌキ顔です。比べてみると、その違いがよくわかりますよね。ここからは、キツネ顔とタヌキ顔の柴犬の特徴を詳しくご紹介していきます。 

キツネ顔の柴犬の特徴

柴犬 キツネ顔

キツネ顔の柴犬の特徴は、マズルの細さと長さです。「シュッとした」という形容がピッタリの、カッコイイ系柴犬と言えるでしょう。

タヌキ顔のコが丸くてかわいいのに対し、キツネ顔のコはスリムでクールな印象。目の形もタヌキ顔の丸い目とは違い、キリッとした三角形の目をしているコが多いという特徴もあります。 また額段(額部分の彫りの深さ)が浅いのも特徴で、横から見てもタヌキ顔とキツネ顔が見分けられます。 

タヌキ顔の柴犬の特徴

柴犬 タヌキ顔

まずは、そもそもタヌキってどんな顔だっけ?ということで写真をご用意しました。横に広がった楕円形の輪郭をしていますね。

つまり、タヌキ顔の柴犬の大きな特徴として挙げられるのは、輪郭の丸みです。さらに、タヌキ顔と呼ばれるコは輪郭だけでなく目や鼻もまん丸で、体もがっしりとして丸みを帯びたフォルムをしています。丸っこくてかわいいという印象の柴犬はタヌキ顔だということですね。 

キツネ顔派とタヌキ顔派は柴犬保存団体によっても違う

柴犬 顔のタイプ

 柴犬のキツネ顔とタヌキ顔の好みは、柴犬ファンの方々の個人的な好みだけにとどまらず、柴犬の保存活動をおこなっている団体によっても違っています。

下記の2団体の受賞犬写真をご覧いただくと、その違いを感じていただけると思います。 

キツネ顔派の「天然記念物柴犬保存会」

昭和34年に創立された「天然記念物柴犬保存会」は、日本古来の犬を理想として純化し、保存するという目的で創立された団体です。

古くからの日本犬の特徴を持つ柴犬(縄文柴犬とも呼ばれる)を良しとしているため、その特徴である額段が浅く大きな歯を持つ柴犬が受賞犬に選ばれています。 写真を見ると、キツネ顔のコが多いですよね。 

詳しくはこちら

タヌキ顔派の「公益社団法人 日本犬保存会」

日本犬保存会は昭和3年に創設され、最古の犬種団体として知られています。

こちらの犬標準を見てみると、”口元は丸みを帯びて、ほどよい太さと厚みを持ち適度なストップがあり”と定められています。この特徴は、タヌキ顔のコに当てはまります。受賞犬たちもタヌキ顔のコが多いのがお分かりいただけるかと思います。 

詳しくはこちら

柴犬のキツネ顔タヌキ顔の厳選

キツネ顔

柴犬 キツネ柴犬 キツネ

タヌキ顔

柴犬 タヌキ顔柴犬 タヌキ顔

柴犬のキツネ顔もタヌキ顔もそれぞれ魅力的

キツネ 顔のタイプ

上記の特徴に照らし合わせると、あなたの柴犬はキツネ顔、タヌキ顔どちらでしたか? どちらもそれぞれ違った魅力がありますよね。キツネ顔のコでも角度や見方によってはタヌキ顔に見えたり、その逆もあったりします。 愛犬のいろいろな表情を切り取って、キツネごっこやタヌキごっこを楽しんでみてはいかがでしょうか?

▼下記の資料を参考に執筆しました。
(1)公益社団法人日本犬保存会
(2)天然記念物柴犬保存会

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