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パグを飼う人の特徴って?パグとの暮らしに向いているのはこんな人!

特徴的な見た目から人気のあるパグは、「1度一緒に暮らしたら他の犬種では満足できない」と言われることもあるほどの魅力を持つ犬種です。くりっとした大きな目や鼻ぺちゃのマズルといった見た目の魅力のほかに、ユニークな走り方や座り方、さらにはいびきをかいて眠る姿など、まるで人間のような姿が見られるところも人気の理由の1つでしょう。そんなパグですが、一緒に暮らすにあたってどんな人が飼育に向いているのでしょうか?本記事ではパグの特徴をはじめ、パグを飼うのに向いている人の特徴もご紹介します。

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はじめに|パグってどんな特徴がある犬?

パグ

鼻ぺちゃが印象的なパグ。人気のある犬種なのでペットショップをはじめ、街中やSNSなどさまざまな場所で見かけますよね。パグを飼うのに向いている人の特徴をご紹介する前に、まずはパグの特徴についてご紹介します。 

原産国:中国

パグはとても古い歴史を持つため、そのルーツには諸説ありますが、もっとも有力なものがチベット(中国)という説です。中国の王宮では当時、魔除けの犬として重宝されていたと言われています。 

「パグ」という犬種名の由来

パグという犬種名の由来は以下のような説が紹介されることが多いです。 

  • ラテン語で「握りこぶし」を意味する”パグナス”から
  • 中国語の「パー・クー」から(意味:いびきをかいて眠る王様)

サイズ:小型犬

パグの体重は約6~8㎏、体高は約25~33㎝です。筋肉質でがっしりとした体型をしていますが、小型犬に分類されます。

犬のサイズによる分類は正式に「〇㎏~〇㎏が小型犬」と決まっているわけではありませんが、一般的には体重10㎏未満の犬が小型犬、10~25㎏が中型犬、25㎏以上が大型犬とされることが多いです。

とはいえ、上記の基準はあくまでも目安なので、判断する側によって分類されるサイズが異なる犬種もいます。

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被毛:ダブルコート

短い被毛は一見抜け毛が少なそうに見えますが、実はダブルコートの犬の中でも抜け毛が多いと言われている犬種です。

ダブルコートとはアンダーコートと呼ばれる下毛とオーバーコートと呼ばれる上毛の2層構造を指し、春と秋にアンダーコートが生え変わることで体温調整をしています。

平均寿命:12.8歳

小型犬は比較的寿命が長いと言われていますが、パグは平均寿命がやや短めの犬種です。これには短頭種であることが関わっていると考えられています。

ただし、すべてのパグの寿命が短いわけではありません。中には20歳近くまで生きたという情報もあります。長生きしてもらう可能性を高めるためには短頭種特有のトラブルにはどんなものがあるのかを把握し、日頃から肥満にならないよう食事に気をつけ、定期的に健康診断を受診するようにすることが大切です。

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パグを飼うのに向いている人にはこんな特徴がある!

パグ

犬種によってそれぞれ特性があるため、犬を迎えるにあたっては見た目の好みという要素以外にも、その犬種の特性が自分のライフスタイルや性格とマッチしているかを加味することも大切になります。ここではパグを飼うのに向いている人の特徴をご紹介します。

こまめにお手入れできる人

上述した通り、ダブルコートのパグは抜け毛がとても多い犬種です。毛足が短いためカーペットやソファ、洋服などの布製品に刺さりやすく取り除きにくいという特徴があります。抜け毛をなるべく減らすには、身体に付着している死毛(抜けた毛)が床に落ちる前に日々のブラッシングで取り除くことが大切です。定期的にシャンプーをするのも効果的でしょう。パグはほかの犬種と比べると皮脂が多いとされているので、適度なシャンプーは抜け毛対策だけでなく、皮膚を清潔に保つためにも必要になります。

また、顔のしわには食べかすや汚れなどが溜まりやすく、放置すると皮膚トラブルやニオイの原因となるので、こまめに拭いてあげなければいけません。

どんな犬でも飼い主さんのお手入れは必要ですが、パグは抜け毛の多さや皮脂の多さ、顔のしわなどの特徴から比較的お手入れに時間を要する犬種です。パグを迎えたいという場合には、愛犬のお手入れの時間をとることができるかという点は考慮しなければいけません。

きちんと体重管理できる人

パグは活発で運動が好きな傾向にありますが、食欲旺盛で太りやすいと言われています。そのため、愛犬に合ったごはんの量を把握し、おやつをあげすぎないよう意識するなど、きちんとした体重管理をすることが大切です。

肥満は呼吸のしづらさを悪化させてしまうほか、足腰に負担がかかりパテラやヘルニアの原因となるほか、心臓病や糖尿病などの病気を引き起こす可能性もあります。

小型犬で短頭種のため、長時間の激しい運動は不要ですが、それでも毎日のお散歩は欠かせません。

パグを太らせないよう、日々のごはんや運動でしっかりと体重管理できるかどうかも、パグを迎えるうえでは大切な要素です。

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忍耐強くしつけることができる人

パグは明るく社交的で愛情深い性格をしており、無駄吠えも少なく、初心者でも飼いやすい犬種と紹介されることも多いです。しかし、その一方で頑固でマイペースな一面もあり、しつけには根気が必要になるケースも珍しくありません。

犬のしつけにおいては犬種の特性や個体差もあり、どんな犬種でも少なからず大変なことはありますが、パグの場合は褒めて伸ばす、集中力が切れていると感じたら中断するなどのポイントを意識しつつ、忍耐強く何度も練習を重ねることが大切です。

家を長時間空けることが少ない人

短頭種であるパグは体温調節が苦手です。ほかの犬種と比べて暑さには特に弱く、24時間エアコンを使っての空調管理が推奨されています。梅雨の高温多湿な時期も熱中症になることがあるので、除湿器もあるとなおよいですね。

寒さにも弱いので冬も寒さ対策をしっかりと行う必要がありますが、暖房で熱中症になってしまうこともあるので、できれば飼い主さんがこまめに様子を観察して調整してあげられる環境が望ましいと言えます。

また、飼い主さんのことが大好きであるがゆえに寂しがりやな性格をしている子もおり、あまり長時間の留守番は得意ではないと言われることもあります。ただし、一方ではマイペースなので留守番も問題ないという意見もあるので、個体差によると言えるかもしれません。

とはいえ、留守番が得意・不得意に関わらず暑さ寒さに弱いことから室温管理はとても重要です。熱中症は死に至ることもあるので、できれば長時間家を空けることがない人が飼育に向いているでしょう。

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パグは飼いやすい犬種と言われているけれど

パグ

パグは愛情深く無駄吠えが少ないため初心者でも飼いやすいと言われていることや、その特徴的な見た目から人気の高い犬種ではありますが、短頭種という身体構造上、飼育にあたって気を付けなければいけないことがたくさんあります。

犬は十数年一緒に暮らすパートナーであるため、絶対にこの犬種を迎えたい!という思いなどもあるかと思いますが、犬種の特性をあらかじめ知り、仕事で家を空けることが多いのか、一緒にたくさん遊びたいのか、インドアなのかアウトドアなのか、お手入れはできれば楽なほうがいいのかなどの自分のライフスタイルや性格などと照らし合わせ、できるだけギャップを少なくしておくことも大切になります。

パグを迎えたいという場合には、本記事でご紹介したことや実際にパグを飼っている方の話、ペットショップやブリーダーさんの話を参考にして、じっくり検討してくださいね。

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