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パグの毛色は何種類あるの?白いパグって存在する?

大きな目と短いマズル、そして顔のしわが特徴的なパグは、明るい被毛にブラックマズルが印象的ですよね。人気の犬種のため見かけることも多いですが、そのほとんどはベージュの毛色の子ではないでしょうか。実はパグにはベージュ以外の毛色も存在します。本記事ではJKCに公認されているパグの毛色の種類や白いパグが存在するのかについて解説します。

飼い方/育て方

パグの基本情報

パグ

パグは、JKC(ジャパンケネルクラブ)の1999年~2023年の犬種別犬籍登録頭数において10位以内にこそランクインしないものの、ここ数年は11〜14位あたりの順位をキープしている人気の犬種です。まずはじめに、パグの基本情報を簡単にご紹介します。 

原産国

パグの歴史は古く、一説には約2000年も前から存在していたと言われており、そのルーツははっきりとは分かっていません。そのため起源には諸説ありますが、チベット(中国)が原産だとするものが有力です。

海外では「パグ」ではなく別の呼び方をすることもあります。(例:ドイツではモプス、フランスではカーリンなど)

サイズ

小型犬に分類されるパグですが、がっしりした体型が特徴です。スクエアで引き締まった体つきが望ましいとされています。

一般的な体高は約25~33㎝、体重は約6~8㎏。JKCでは6.3~8.1 kgが理想体重とされています。

被毛

短毛ですが、アンダーコートとオーバーコートの2層構造からなるダブルコートの犬種です。1年に2回換毛期があり、大量の毛が抜けますが、普段から抜け毛がとても多いと言われているため、「毛足が短いから抜け毛も少なそう」というイメージで迎えてしまうと苦労してしまうかもしれません。ただし、黒い毛色のパグの中にはシングルコートの子もいることがあるようです。

顔のしわには食べかすやよだれ、汚れなどが溜まりやすいのでこまめに拭き取ってあげる必要があります。

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性格

陽気で明るく社交的な性格をしています。攻撃性も低いため吠えにくく、集合住宅でも飼いやすいとおすすめされることも多いです。活発なので遊ぶことが大好きですが、短頭種という身体構造上、激しい運動をすると呼吸困難を起こしやすいので、飼い主さんがコントロールする必要があります。

愛情深く、飼い主と過ごすことを好む一方で、やや頑固・マイペースな一面もあるため、しつけは根気よく行わなければいけないことも。ただし、厳しく叱ると傷ついてしまいしつけがスムーズに進まなくなることもあるので、褒めて伸ばすようにしましょう。

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パグの毛色について|公認は4種類!

パグ

血統書の発行や純粋犬種の犬籍登録、有能・優良犬の普及などを行っているJKC(ジャパンケネルクラブ)では、「フォーン」、「ブラック」、「シルバー」、「アプリコット」の4種類をパグの毛色として認めています。

パグの定番のカラーといえばフォーンで、最もよく見かける毛色です。フォーンに比べると数は少ないものの、ブラックのパグも人気があります。

シルバー、アプリコットのパグは日本では珍しく、見かけたことがある方は少ないかもしれません。2024/10/24現在、シルバーとアプリコットのパグはブリーダーサイトや現在ペットショップで取り扱われている子犬が分かるサイト、さらにはパグ専門のブリーダーサイトでも掲載されていませんでした。

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白いパグがいるって本当?

パグ

わたしたちがよく目にするパグは薄いベージュのような色合いの子が多いですよね。最近ではブラックの毛色の子も見かけるようになりましたが、ポピュラーなのはフォーンでしょう。しかし、4色しか認められていないパグにも実は白い毛色の子がいるのをご存じでしょうか?

インターネットで検索してみると、わずかではありますが白いパグの画像を見ることができます。日本で見かけることはほとんどないと言われているものの、沖縄で白パグのブリーディングをしているという方のブログがありました。投稿日が過去のものなので現在もブリーディングを行っているかは分かりませんが、気になる方はお問い合わせしてみるといいかもしれません。

ブラック以外のパグは口の周りが黒いブラックマスクと呼ばれる柄が印象的ですが、白いパグにはこのブラックマスクがほぼありません。また、眉間やマズル周辺のしわも目立たないので、一見パグだと分からない見た目をしていると言われています。

アルビノではない

「アルビノ」とは、色素を作る遺伝子の欠如または変異により、先天的にメラニン色素の生成が不十分、または完全に欠損している個体を指します。そのため、アルビノの個体は色素が作られていないことにより被毛や皮膚が白く、一般的に黒い色をしている目や鼻の色も血管が透けて赤やピンクに見えることが多いです。犬の場合、目の色が明るいブルーになるケースもよく見られます。

白い被毛はアルビノのイメージがあるかもしれませんが、白いパグはメラニン色素に異常があって白い(色素が作られていない)わけではないので、健康上なにか問題があるというわけではありません。

白いパグはとても珍しい

パグ

今回はパグの毛色の種類や白いパグについてご紹介しました。人気犬種であるパグは街中で見かけることも多いですが、シルバーやアプリコットの毛色を持つ子はとても珍しいので、フォーンやブラック以外の毛色が存在するということを知らなかった方も多いのではないでしょうか。

さらに白いパグにおいては公認の毛色ではないため、シルバーやアプリコット以上に見かける機会がないかもしれません。

犬は毛色によって印象が変わるので、もしも珍しい毛色のパグを迎えたいと考えている場合には信頼のおけるブリーダーさんに相談してみてくださいね。

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