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子犬のうんちの回数が多すぎるのは病気のサイン?1日何回が正常なの?

排泄物は健康のバロメーターとも言われているので、愛犬が1日何回うんちをしているのか、色や状態はおかしくないかなどをチェックすることはとても大切です。そのため、飼い主さんは愛犬の排便の回数や正常な便の状態を知っておく必要があります。今回は、子犬のうんちの回数やいつもより多い場合・少ない場合に考えられることをご紹介するので、愛犬の健康管理に役立ててくださいね。

健康管理/病気

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排泄物で健康状態が分かる

子犬

子犬は免疫力が低く、些細なことが原因で体調を崩してしまうことが少なくありません。そのため、下痢や嘔吐をしやすく、症状が悪化して容体が急変してしまうこともあります。したがって、日頃からの体調管理がとても大切なのです。

飼い主さんが健康状態を確認しやすいものの1つに便があります。子犬は排泄する回数が多いので、排泄物の状態をチェックすることで愛犬の健康状態を把握することができるでしょう。

正常な排泄物の状態とは

犬のうんちには、愛犬の体調が如実に反映されるので、どのような状態が正常なのか目安を知っておきましょう。

健康的な便の色は茶色です。摂取した食べ物によって色は変わりますが、血便や黒色便の場合、誤飲や病気などが原因となっている可能性があるので、なるべく早く獣医師に相談しましょう。

硬さ

手でつまむことができ、トイレシートに汚れがつかない程度の硬さが理想的だと言われています。

硬くてコロコロしている場合、ご飯の量が少なかったり、水分が足りていないことが原因だと考えられます。また、便秘の場合にも硬くてコロコロした状態になります。

反対に、柔らかくて掴めないという場合は、食べすぎや水分の摂りすぎ、またストレスや感染症などが原因となって軟便を引き起こしているケースが多いです。

ニオイ

健康的なうんちであれば、そこまできついニオイはしません。異常なニオイがする場合、ストレスや悪質なドッグフードによる消化不良、病気などが原因となっていると考えられます。

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子犬は1日何回排便するのが正常なの?

子犬

消化器官や膀胱が未発達な子犬は、成犬と比べて排泄する回数が多いです。うんちは1日に5~6回すると言われていますが、多い子の場合、8~9回ということもあります。排泄の回数には個体差があるので、いつもと変わらないのであれば問題ありません。普段よりも多いか少ないかで判断すると異変に気がつきやすいでしょう。

成長するにつれて消化器官が発達していくので、排泄する回数は減っていき、うんちの回数は1日1~3回に落ち着きます。

いつもより回数が多い‥原因は?

その子によって排便の回数は異なりますが、いつもよりもうんちの回数が多いという場合、以下のようなケースが考えられます。

①消化不良

子犬は1度にたくさんの食事を消化することができません。そのため、ご飯を食べすぎたり、食物繊維の多い食べ物を摂取して消化不良を起こすと、うんちの回数が増えることがあります。

②アレルギー

犬も食物アレルギーを起こすことがあります。アレルゲンとなりやすい食べ物は肉類や乳製品、穀類などですが、同じものを繰り返し食べることで突発的にアレルギーを発症してしまうこともあります。そうすると腸の働きが過敏になったり、消化機能が低下するため、うんちの回数が増えることもあります。

③病気

寄生虫や腸炎が原因となって腸の機能が低下し、下痢を引き起こしたり排便の回数が増えることがあります。

排便回数が多い場合の注意点

子犬期は身体の成長にとても多くのエネルギーを必要とします。人間と同じで、十分な栄養を摂ることは心身ともに健康的に成長するためには必要不可欠なのです。

食事と排泄は密接な関係にあり、ご飯を食べることで便がつくられます。子犬は1度に多くを消化できないため食事の回数が多く、必然的にうんちの回数も増えます。しかし、いくらうんちの回数が多いからと言って、ご飯の量を減らすことはやめてください

ご飯の量や回数を減らして排便の回数を減らそうとする飼い主さんがまれにいますが、ご飯が足りないと空腹から食糞行動をするケースがあります。また、食事の間隔が空きすぎると嘔吐したり低血糖を引き起こすことも珍しくありません。

ご飯の量を素人判断で減らしてしまうことで低血糖症を引き起こし、最悪の場合死んでしまう可能性もあるため、獣医師の指示なくご飯の量を調整することはやめましょう。

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排泄の回数が少ないのは大丈夫?

子犬

排便の回数がいつもより少ない場合も、何らかの異常が疑われます。原因として考えられるものを1つずつ見ていきましょう。

①ご飯の量が少ない

先述した通り食事と排泄は関係しているので、与えているご飯の量や回数が適当ではない場合、うんちの回数は減ります。十分な量のご飯を摂取できていないと栄養不足に陥りかねないことや、成長の妨げになることが考えられるため、その子に合った量のご飯を与えてあげてください

また、ストレスや病気などが原因で食欲がなくご飯をあまり食べていないという場合も、排便の回数は減ります。食欲が落ちている原因に思い当たる節がなければ早めに獣医師に相談しましょう。

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②環境が変わった

特に子犬は慣れない環境で緊張していて、排泄を我慢するケースもあります。また、トイレの位置を変えた、トイレシートをいつもと違うものにしたという場合、戸惑いからいつも通りに排泄できない子もいます。排泄を我慢してしまうと膀胱炎などの病気にも繋がりかねないので、落ち着いて排泄できるように工夫してあげましょう。

③便秘の可能性も

上述した、「ご飯の量が少ない」、「トイレ環境が変わった」などの理由から排便の回数が減ることは珍しくありません。しかし、これらに思い当たることがなければ便秘という可能性もあるので、獣医師に相談してください。

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子犬の排便の回数はよくチェックしておこう

子犬

犬の排泄物は健康状態が如実に反映されます。そのため、便の状態は毎日チェックするようにしましょう。そうすることで愛犬の異変に気がつきやすくなります。

多頭飼いしている場合は、それぞれトイレを用意して排泄物を見分けられるようにしておくのが望ましいですね。トイレは外でさせるという飼い主さんもいますが、天候によって状態が分かりにくいこともあるので、自宅で排泄できるようにトレーニングしておくことをおすすめします。

また、与えるドッグフードも大切です。その子に合ってないドッグフードは消化不良を引き起こしやすくなります。ご飯の量が適量でない場合、胃腸に負担がかかることもあります。子犬のうちはなるべく消化に良いフードを与えるようにしてください。

もしも排便の回数が極端に増えたり減ったりしたら注意が必要です。元気不振や下痢、排泄物の異臭なども見られた場合、何らかの病気の可能性もあります。子犬の場合、容体が急変することもあるので、なるべく早く動物病院に連れていきましょう。

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