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チワワが怒る理由ってなんだろう?原因を知って上手に対応しよう

飼いやすいと言われることが多いチワワですが、「すぐに怒って困っている」という飼い主さんも少なくないようです。せっかくお迎えしたのに、こんなはずじゃなかった・・ということにならないために、あらかじめチワワが怒る理由を知っておくと落ち着いて対処することができます。本記事ではチワワが怒る理由と、対処法をご紹介するので、愛犬が不機嫌で悩んでいる飼い主さんはぜひ参考にしてくださいね。

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チワワの基本的な性格について

チワワ

小さい身体に大きな瞳でぬいぐるみのような可愛らしさをしているチワワは、日本でトップクラスの人気を誇る犬種です。まずはそんなチワワの基本的な性格傾向についてご紹介します。

小さいけれどとても勇敢!

チワワはその可愛らしい見た目とは裏腹に、自分より大きな相手にも吠えかかる勇敢さを持っています。飼い主さんを守るために見知らぬ犬や人に対して威嚇して吠えることも珍しくありません。些細な物音にも敏感に反応して吠えるので、意外にも番犬向きと言われています。

臆病で警戒心が強い

勇敢ではありますが、臆病な性格でもあります。そのため、お散歩中に恐怖心から他の犬や通行人などに吠えてしまうことも少なくありません。子犬の頃からしっかりと社会化をすることで、無駄吠えしない子に育つでしょう。また、大きな音も苦手なので、しつけの際に怒鳴ったり、萎縮してしまうほど叱るのは逆効果です。

愛情深い

頑固な一面もあるものの、飼い主さんに対しては従順で甘えん坊な性格をしているので、信頼関係を築くことができればよきパートナーになってくれます。オスは特に飼い主さんにべったりになる傾向がありますが、独占欲が強いので、飼い主さんが他の犬に構ってばかりいるとやきもちを焼くこともあるようです。甘やかしすぎないことが上手にしつけるコツですね。

独立心が強い

見た目は可愛いチワワですが、独立心が強いのでお留守番は苦手ではないと言われています。そうはいっても長時間のお留守番が続くことはやはりストレスになるので注意してください。メスは穏やかではあるものの、オスよりも独立心が強いことが多く、あまり構いすぎるとストレスになることも少なくないため、適度な距離感をもって接することが大切です。

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チワワが怒るのはどんなとき?

チワワ

チワワが怒っているときには「吠える」、「唸る」、「噛みつく」などの問題行動が見られますが、何が理由で怒ってしまうのでしょうか。チワワが怒る理由を知っておきましょう。

甘やかしすぎてわがままになっている

チワワの可愛い見た目に魅了されてお迎えを決めた人は多いのではないでしょうか。うるうるした瞳で見つめられたら思わず甘やかしてしまいそうです。

しかし、甘やかしすぎてしまうことで、わがままになり手に負えなくなることも珍しくありません。「遊んでほしい」、「おやつが食べたい」などの要求を通すために飼い主さんにアピールするようになりますが、飼い主さんがこれに応えないと執拗に吠えたり噛んだりして怒ることがあります。

かと言って、問題行動を止めさせるために要求に応えてしまうと、「吠えれば自分の思い通りになる」と学習して繰り返すようになるので悪循環になるのです。

ストレスが溜まって不機嫌になっている

可愛さのあまり構いすぎてしまうことは犬にとってストレスになります。犬にも機嫌があるので、虫の居所が悪いときにもみくちゃに触ってしまったり、ちょっかいを出してしまうと怒ることがあります。

また、反対に、仕事などで忙しくなかなか構ってあげられなかったり、お散歩に行けていないとストレスから不機嫌になってしまうことも珍しくありません。

この他にも、家族間で喧嘩をしていることが多かったり、引っ越し赤ちゃんが生まれたなどの生活環境の変化でもストレスを感じてしまうことがあります。あくびをしていたり、鼻を舐めていたり、目を逸らすなどの仕草が見られたら機嫌が悪いのかもしれません。

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怒っているのではなく怯えているのかも

先述した通り、チワワはとても警戒心が強く臆病な性格をしているので、恐怖心から唸ったり吠えていることもあります。特定の音に反応していたり、飼い主さんや他の犬に唸ったり吠えたりしている場合、何かがきっかけで恐怖を感じ、怯えから威嚇のような態度をとっているのかもしれません。また、体調が悪いときにも吠えたり噛みついたりするようになります。

チワワが怒っているときはどうすればいいの?

チワワ

身体が小さいとはいえ、集合住宅であれば吠え声は近隣トラブルの原因にもなりかねません。怒っているということは、理由があるはずなので、愛犬の様子をしっかり把握して対応することが大切です。

甘やかしが原因の場合

吠えたり噛んだりして飼い主さんを自分の思い通りにしようとしている場合、これに応えてしまうと悪循環なので、わがままからくる要求吠えには一貫して無視することが大切です。反応してしまうと、構ってもらえたと勘違いし、さらにエスカレートする恐れもあります。可愛がることと甘やかすことは違うので、きちんと信頼関係を築き、いいことと悪いことをしっかりと区別して教えてあげることが大切です。

お散歩のときは愛犬のペースで後ろをついて行くのではなく、飼い主さんの横を歩くようにする、ご飯は先に飼い主さんが食べるなど、飼い主さんを中心に行動するようにしましょう。

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ストレスが原因の場合

運動不足コミュニケーション不足が原因となって吠えをはじめとする問題行動が見られる場合には、ストレスを解消させてあげることが何よりも重要です。ストレスは免疫力の低下を招き、病気を引き起こすこともあります。お散歩の時間が取れていない、最近構ってあげられないなどの心あたりがある場合は、まずストレスが溜まっていないかを疑ってみてください。

おもちゃで遊んであげたり、ドッグランに連れて行ってあげるとストレス発散になるでしょう。お留守番時に、噛み応えのあるおもちゃを用意しておいてあげるのも効果的です。ただし、誤飲する心配のないものを与えてくださいね。

また、いすぎてストレスがかかっていることもあります。チワワが安心できるスペースを整え、放っておいてあげることも時には必要です。

恐怖心が原因の場合

何かに怯えて怒って吠えたり唸ったりしている場合、その対象からチワワを遠ざけるという方法ももちろんありますが、対象物が日常的に避けられない物である場合、根本的に解決するためには社会化が重要です。

たとえば、掃除機やドライヤーの音は、毎日聞くことになることも多いでしょう。その度に部屋を移動したり、家族の誰かがお散歩に連れ出している間に使用するとなると、行動が制限されてしまいます。

出会い頭に他の犬に吠えられたなどの経験から、怯えて吠える場合、すべての犬に対して吠えていたらせっかくのお散歩も楽しめませんよね。たくさんの犬と触れ合う機会を作り、吠えずにいられたら褒めてあげることを繰り返して、徐々に慣れさせてあげることが大切です。成犬になればなるほど時間はかかりますが、遅いということはありません。愛犬のペースに合わせてゆっくり色々な物に慣らしてあげるようにしましょう。

また、飼い主さんに寝ている時に触られてびっくりした、大きな声で叱られたなどの経験から、飼い主さんを怖がっている場合は、愛犬との関わり方を見直しましょう。寝ている姿は可愛いですが、リラックスしているときに触られたらびっくりしてしまいます。また、怒鳴ってもしつけとしては逆効果になることがほとんどです。チワワの性格を踏まえた関わり方を意識するようにしてみてください。

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チワワが怒っている理由に合わせて対処しよう

チワワ

愛犬の問題行動の理由を知るには、チワワの性格や特徴を抑えておくと対処しやすくなります。チワワはすぐ怒ると言われることも多いですが、怒っているのではなく、恐怖心から吠えていることも珍しくありません。子犬期にしっかりと社会化をすることで、怖いと感じるものが少なくなり、無駄吠えすることがほとんどない好奇心旺盛な子に育つでしょう。

また、可愛いからといって甘やかすのは厳禁です。ダメなことはきちんとダメと教えましょう。適度な運動やコミュニケーションの時間をとり、愛犬のストレスが溜まらないようにすることも忘れないでください。

十分に社会化されており、飼い主さんとの関係も良好であるにも関わらず、吠えたり唸ったりしている場合は、どこか具合が悪いのかもしれません。愛犬の様子に異変を感じたら、獣医師に相談するようにしてくださいね。

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