犬の毛色って犬種によってもいくつかパターンがありますし、いろんなカラーがあるなと感じたことはないですか?実際、いま存在している犬種のすべての毛色を把握するのは至難の業だと思います。そんな数ある毛色やパターンの中で「タキシード」と呼ばれるパターンの犬種がいるのはご存知ですか?今回は、犬のタキシードパターンについて詳しくご紹介します!
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犬の毛色のパターン「タキシード」について
タキシードと聞いてだれもが思い浮かべるのは、結婚式や正装の際に男性が着用するあのタキシードですよね。 実は、犬の毛色の「タキシード」も、男性用タキシードからつけられたパターン名で、まるでタキシードを着ているようなカラーリングの犬種をそう呼びます。
タキシードが純血種の条件とされている犬種は?
タキシードパターンは、胸の部分がワイシャツを着ているように白く、肩から背中にかけてはタキシードを羽織っているように黒一色のカラーを持つ犬のことです。このようなカラーを持つ犬は珍しく、純血種ではボストンテリアが代表です。ほかには、ラブラドール・レトリバーをベースとしたミックス犬にも多いと言われています。
タキシードパターンの代表犬種について
タキシードと呼ばれるパターンを持つ犬種は、先述したとおりボストンテリアが挙げられます。 タキシードはホワイトとブラックの2色で構成されているパターンなので、バイカラー(2色のカラー)の一種であるとされることもあります。
また、タキシードを着ているように見える犬種として、ブラック&ホワイトのボーダー・コリーやシェットランド・シープドッグなども挙げられますが、こちらの犬種はタキシードとしては認められていないようです。
ボストンテリア
ボストンテリアは、その名の通り原産国はアメリカのボストンです。まるでタキシードを着ているようなカラーリングと、優しく落ち着きのある性格から『タキシードを着たアメリカ紳士』と呼ばれることもあります。体形も同じ鼻ペチャ犬種であるフレンチ・ブルドッグやパグなどと比べてもスマートで、どこか洗練されたイメージを感じさせてくれます。
犬の毛色「タキシード」はとても珍しい!
タキシードパターンを持つ犬種は非常に稀で、まさにレアパターンと言えるカラーリングです。今までは何気なく見ていたボストンテリアも、タキシードを羽織っているみたいだと思って見てみると、また違った見え方になるかもしれません。今度どこかで出会ったら、その紳士っぽさに注目して見てみてくださいね。
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