ポンスキーとは、ポメラニアンとシベリアンハスキーを親に持つミックス犬を指します。ミックス犬は、親犬の特徴のあらわれ方によって、見た目や性格に少しずつ個性がありますね。今回は、ポンスキーの性格について、親犬のポメラニアンとシベリアンハスキーの特徴とともにご紹介します。
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ポンスキーってどんな性格?親犬から見える苦手なことと得意なこととは
ポンスキーの特徴について、親犬の活躍の歴史から紐解いてみましょう。
親犬シベリアンハスキーとポメラニアンの活躍の歴史
ポンスキーの親犬であるシベリアンハスキーとポメラニアンの歴史をご紹介します。
シベリアンハスキー
ロシア原産のシベリアンハスキーは、極寒の雪国でソリ引きや狩猟犬として活躍していました。その後、犬ぞりレースに出場するようになり、優秀な成績を数多く残したと言われています。その身体能力の高さや、狼のような容姿から人気犬種となりました。
ポメラニアン
ドイツ原産のポメラニアンの先祖は、牧羊犬やそり引きで活躍していたサモエドです。サモエドがドイツに渡り、小型化されていきましたが、当時は10㎏ほどの大きさだったと言われていますその後、ヨーロッパ各国に広まったことにより、さらに小型化され、現在のサイズのポメラニアンとなり、愛玩犬としてかわいがられるようになりました。
ポンスキーの苦手なこと
ポンスキーは退屈になるとイタズラをしてしまいがちです。家具を噛んでみたり、遊んでほしいと無駄吠えをしてしまうこともあります。毎日しっかりと運動をさせて、ストレスを溜めないようにしてあげてください。イタズラはしつけでも改善できますので、しつけもしっかりと行いましょう。
ポンスキーの得意なこと
ポンスキーは、賢く、飼い主に従順な性格をしているので、しけがしやすい犬種です。トイレトレーニングや芸を覚えることにあまり苦労はしないでしょうシベリアンハスキーの好奇心旺盛でやんちゃなところを受け継ぐと、イタズラ好きになってしまうこともありますので、子犬のころからしっかりとしつけることが大切です。
ポンスキーの性格をふまえた上手なしつけの仕方
ポンスキーは、しつけがしやすい犬種です。従順な性格なので、飼い主がリーダーシップを取り、根気よくしつけを行うことが大切です。頭がいい分、いいことも悪いことも覚えてしまいます。甘やかしてばかりではなく、子犬のうちからしつけをはじめましょう。
ポンスキーとの遊び方について
フレンドリーな性格のポンスキーは、他の犬とも仲良く遊ぶことができます。お家中で遊ぶ時には、引っ張りっこやボール投げで遊んであげるといいでしょう。おもちゃの種類によっては、壊すのが楽しくなってしまうこともありますので、壊れにくいものを選んであげてください。
ポンスキーに向いているスポーツについて
活発で運動量の多いポンスキーは、毎日散歩をさせてあげましょう。運動不足はストレスを溜めるだけではなく、問題行動の原因にもなります。1日2回30〜60分ほどの散歩や、公園やドッグランなどで思いっきり走らせてあげ、運動不足とならないように気を付けてください。
ポンスキーを迎える際の環境づくりについて
小型犬と大型犬のかけ合わせのポンスキーは、中型犬ほどの大きさになる子が多いですが、それより大きめに成長することもあります。成長したときのことを考えて、環境を整えてあげましょう。また、やんちゃなところもあるので、いたずらされたり、壊されたりしては困るものは隠しておくなどの対策が必要です。
ポンスキーは親犬に似て愛らしくて賢い犬
ポンスキーの性格について、親犬の特徴とともにご紹介しました。ミックス犬は、親犬の特徴をどのように受け継いでいるのかによっても性格の違いがあります。生活環境やしつけ方次第で、飼いやすく愛おしい存在となってくれることでしょう。ポンスキーは、日本では購入することが難しい犬種ですが、最近はミックス犬の人気がどんどん高まっていますので、いつか日本でも迎え入れやすくなる日がくるといいですね。
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