人間と長年暮らしている犬と、獲物を狩る狼には大きな違いがあります。3つのヒントを参考に、次の選択肢から間違っているものを当ててください。
【A】狼の前足は犬よりも後ろにある
【B】犬と狼では出産回数が違う
【C】犬よりも狼のほうが骨太
【D】狼の尻尾はすべて巻き尾
ヒント【1】犬と狼は体型が異なる
犬と狼の体型を比べると、肩幅や前足の位置が違います。狼の肩幅は狭く、前足は犬よりも後ろにあるので、持久力があり速く走ることができます。太くまっすぐな尾も狼の特徴です。
ヒント【2】犬と狼は生まれる赤ちゃんの数が違う
犬は年に2回妊娠・出産できますが、狼は年に1回です。産まれてくる赤ちゃんの数は、犬が6〜12頭程度で、狼は4〜6頭と少ない傾向にあります。
ヒント【3】狼は犬よりも獲物を狩る能力が高い
狼は自ら獲物を捕獲して食らいつくため、犬よりも体ががっしりしています。また、顎の力も強く、動物などの骨もバリバリ噛み砕いてしまいます。
正解は…?
選択肢のなかで間違っているものは、【D】狼の尻尾はすべて巻き尾でした。
犬の尻尾はまっすぐや巻き尾がありますが、狼には巻き尾はありません。
犬の先祖は狼だといわれていますが、ペットとして人と暮らす犬と野生として暮らす狼とでは、出産回数まで違うのは驚きですね。
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