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ミニチュアピンシャーの抜け毛事情について解説!お手入れ方法や抜け毛対策など

「ミニピン」の愛称で親しまれているミニチュアピンシャー。光沢のある美しい被毛が特徴的なミニチュアピンシャーは、見た目に反して抜け毛が多いと言われる犬種です。そこで今回は、ミニチュアピンシャーの被毛タイプから、自宅でのお手入れの仕方、トリミングサロンでのおすすめメニュー、抜け毛対策などを詳しく紹介していきます。

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ミニチュアピンシャーの被毛タイプ

ミニチュアピンシャー

 ミニチュアピンシャーの被毛のお手入れの仕方を知るには、まずは被毛のタイプや構造などをよく知る必要があります。 

被毛の構造

 ミニチュアピンシャーは、アンダーコートのないシングルコートです。

オーバーコートとアンダーコートの2重構造になっているダブルコートの犬種は、春と秋に毛の生え替わる時期の換毛期があり、大量の抜け毛が発生します。

シングルコートの犬種はこの換毛期がなく、一年中少しずつ生え替わるため、抜け毛が比較的少なく、お手入れが楽になります。しかし、ミニチュアピンシャーのように短毛の場合、毛が生え替わるサイクルが短くなるため、年中抜け毛が発生します。

コートタイプ

 ミニチュアピンシャーは、滑らかで光沢のあるスムースコートの被毛を持ちます。

代表的なカラー

 ミニチュアピンシャーの代表的なカラーと言えば、ブラック地に黄褐色のタンが眉上や頬、胸などに入ったブラック・タンでしょう。この2色で構成されるバイカラーの他に単色の毛色があります。

バイカラーの毛色は、ブラック&タンに加えて、チョコレート&タンがあり、単色はディアー・レッド、レディッシュ・ブラウン、ダーク・レッド・ブラウンがあります。

ミニチュアピンシャーの家庭での被毛のお手入れ方法

ミニチュアピンシャー

 ここでは、ミニチュアピンシャーと健康で暮らす上で必要な、家庭での被毛のお手入れの方法について紹介します。 

ブラッシング

 短毛でシングルコートのミニチュアピンシャーは、それほど頻繁なブラッシングは必要ないものの、年中抜け毛が発生するため、週1~2回は行いましょう。

皮膚を傷つけないゴム製のラバーブラシや獣毛のブラシを使って、力を入れずにブラッシングしてあげます。また、遺伝的に皮膚疾患が多い犬種のため、お手入れの際には皮膚の状態をチェックすることを習慣付けましょう。

シャンプー

 シャンプーは、皮膚病予防のために1〜2ヶ月に一回程度行いましょう。 初めにブラッシングで抜け毛を取り除いてから、シャンプーを行い洗い残しのないようしっかりとすすぎましょう。短毛なので、比較的すぐに乾きますがタオルドライだけでなく、ドライヤーで根元からしっかりと乾かしてあげるようにしましょう。

お外でアクティブに動き回るミニチュアピンシャーは、汚れたり匂いがすることもありますが、シャンプーのしすぎは必要な皮脂まで取り除いてしまい、かえって皮膚病の原因になることもあります。汚れが気になる場合は、蒸しタオルなどで拭いてあげましょう。

ミニチュアピンシャーの抜け毛・寒さ対策とは

ミニチュアピンシャー

 ここでは、ミニチュアピンシャーの抜け毛対策・寒さ対策について紹介します。

定期的なブラッシングで抜け毛対策を

 シングルコートの犬種は、比較的抜け毛が少ないと言われていますが、ミニチュアピンシャーは見た目よりも毛量が豊富で、短い毛がよく抜け落ちます。そのため、基本的なブラッシングとシャンプーを定期的に行うことで抜け毛を取り除きましょう。 

寒がりな犬種のため対策はしっかりと

 ミニチュアピンシャーは、暑さと寒さが苦手です。

見た目からも分かるように筋肉質で皮下脂肪もなく、被毛も短いため特に寒さはとても苦手です。冬は、毛布や暖房器具などを使うと共に、お散歩時などには洋服を着せてあげるといいでしょう。洋服は、寒さ対策だけでなく抜け毛対策にもなりますのでおすすめです。

ミニチュアピンシャーにトリミングサロンでのお手入れは必要?

ミニチュアピンシャー

 毛が短く伸びることがないミニチュアピンシャーに、カットは必要ありません。しかし、定期的にプロにお手入れをしてもらうことで、皮膚や被毛の状態のチェックの機会にもなります。必ず、トリミングサロンに通わなければいけない犬種ではありませんが、ひとつの手段として検討してみるといいでしょう。 

頻度の目安

 爪切りや肛門線絞りなどは、月に1回は行う必要があるため、自宅で行う自信がない場合は、月1回程度の頻度でお願いすることをおすすめします。 

料金の目安

 お店により差がありますが、短毛で小型のミニチュアピンシャーのトリミング料金は、それほど高くなく大体3,000~4,000円程度です。 

おすすめのメニュー

 カットの必要がないミニチュアピンシャーですが、定期的なシャンプーやその他の爪切り、耳掃除、肛門線絞りなどのお手入れが必要になります。皮膚の状態をプロの目で確認してもらう意味でも、肛門線絞りなどが含まれているシャンプーコースを行ってもらうことをお勧めします。 

見た目よりも抜け毛が多いミニチュアピンシャー

ミニチュアピンシャー

 短毛でお手入れが楽ちんなミニチュアピンシャーですが、皮膚の健康や抜け毛対策のためにも定期的なお手入れは欠かせません。さっぱりとした見た目以上に抜け毛は発生しますが、神経質にならず、コミュニケーションのひとつとして愛犬の被毛のお手入れを楽しみながら行いましょう。 

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