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ミニチュアダックスフンドの歴史を知ろう!誕生のルーツと小型化された理由について

ミニチュアダックスフンドは、小型犬の中でも人気のある犬種です。そんなミニチュアダックスフンドは、一体どんな歴史を持つ犬種なのでしょうか?また、ダックスフンド種には3種類のサイズバリエーションがありますが、一番小さなサイズのミニチュアダックスフンドはどういった理由で誕生したのでしょうか?

ミニチュアダックスフンドの誕生ルーツを知り、性質や特徴を理解してあげることで、上手に育てていきましょう!

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ミニチュアダックスフンドの歴史と誕生のルーツについて

ミニチュアダックスフンド

 ミニチュアダックスフンドはその名の通り、ダックスフンドを小型化した犬種です。

まずは、ミニチュアダックスフンドのもととなる、ダックスフンドの歴史を見てみましょう。

名前の由来は組み合わせ

 現在のダックスフンドの体重は9kgほどですが、当時は10kg〜20kgほどあったとされています。

ダックスフンドという名前は、ドイツ語でアナグマを意味する「Dachs(ダックス)」と犬を意味する「Hund(フンド)」を組み合わせた名前で、アナグマの猟犬であることから名付けられました。 

ダックスフンドの歴史

 古代エジプトの壁画に描かれた、ダックスフンドと酷似した犬種がダックスフンドの最古の記録といわれています。 実際に記録が残っているダックスフンドの祖先は、12世紀頃にスイスにいた「ジェラ・ハウンド」という狩猟犬です。

このジェラ・ハウンドが、ドイツやオーストラリアにいたピンシェル(ドーベルマンとミニピンの祖先)と交配し、ミニチュアダックスフンドのもとであるダックスフンドが誕生したといわれています。 

毛質には3種類ある

 また、ダックスフンドには「スムース」「ロング」「ワイヤー」と3種類の毛質があります。

もともと、ダックスフンドはスムースタイプのみでしたが、その後シュナウザーやテリアとの交配によりワイヤータイプが誕生し、15世紀ころにはスパニエルと交配しロングタイプが誕生したとされています。 

ミニチュアダックスフンドの歴史と小型化の理由について

ミニチュアダックスフンド

 ミニチュアダックスフンドは、ダックスフンドを改良して誕生した犬種で、小型化されたのは狩りの効率化を考慮して作られたという歴史があります。 

小型化の理由

 スタンダードの大きさから小型化した犬種は多くありますが、例えば人気の高いトイプードルは愛玩犬として小型化されたのに対し、ミニチュアダックスフンドは狩りの効率化のために小型化されたという歴史を持っています。

ネズミやアナグマ、野うさぎ、イタチなどの小型動物の狩猟現場で活躍していたため、ミニチュアダックスフンドは小さい穴にも入りやすいよう小型化が行われたのです。 

犬種としての登録

 ダックスフンドの小型化は1900年代初期に開始され、当初は見た目のばらつきが大きいため犬種として登録はされていなかったという歴史があります。

1910年頃になると、スムースにはミニチュアピンシャー、ロングにはパピヨン、ワイヤーにはミニチュアシュナウザーと毛質に合わせた交配を行い、見た目が統一されるとサイズのバラエティーとして登録されました。

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カニンヘンダックスフンドの存在

 ミニチュアダックスフンドをさらに小型化した犬種として、カニンヘンダックスフンドも存在します。

このカニンヘンダックスフンドも狩猟の効率化のために小型化が行われました。カニンヘンはドイツ語でウサギという意味で、穴に潜むウサギを狩る猟犬として改良されたといわれています。

ミニチュアダックスフンドの日本での歴史について

ミニチュアダックスフンド

 ミニチュアダックスフンドは、明治時代に日本へと入ってきたといわれています。 

日本での現在の飼育数

 ミニチュアダックスフンドが日本へ入ってきた後は人気が高まり現在の日本での飼育数は、JKC(ジャパンケネルクラブ)の2018年の公開データでは19,546頭となっており、トイプードル、チワワに続いて飼育頭数が多い犬種です。

同じダックスフンドでも、カニンヘンが6,094頭、スタンダードが65頭となっており、ダックスフンドの中ではミニチュアダックスフンドの人気は群を抜いて高いと言えますね。

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ミニチュアダックスフンドの歴史をふまえて上手に育てていこう!

ミニチュアダックスフンド

 小型犬の多くは愛玩犬として改良されているのに対し、ミニチュアダックスフンドは狩猟の効率化のために改良されたという歴史を持っています。

そのためミニチュアダックスフンドには猟犬としての本能が残っており、穴掘りなど運動が大好きな犬種です。ミニチュアダックスフンドは日本ではとても人気の高い犬種ですが、その歴史や誕生のルーツを知って上手に育てていきたいですね。

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