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犬の【グレー系】の毛色7選とそれぞれの代表犬種を一挙紹介!呼び名の意味も知っておこう

グレー系の犬の毛色は、ダークグレーやシルバーグレイ、ペイルグレーなど、実にバリエーションが豊富です。そんなグレー系の毛色を持つ犬種を、タイプごとにまとめてご紹介します。また、グリズルやスレイトなどのように独特の呼び名の毛色もあるので、それらの意味についてもあわせてご紹介します。

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ペールグレーの毛色を持つ犬種

ペールグレーの毛色を持つ犬種には、スペイン原産のプレサカナリオがいます。ペールとは淡いという意味合いを持ち、明るいグレーよりも薄めの色です。

プレサカナリオ

プレサカナリオ

ウォーム・ダーク・ブラウン、ペールグレー、ブロンドまでのあらゆるシェードのブリンドルが認められています。胸や頸の根元、喉、足先のわずかなホワイトマーキングは許容範囲です。 

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シルバーグレーの毛色を持つ犬種

シルバーグレーは明るいグレーのことです。「シルバー」と表記されていることもよくあります。 

トイプードル

トイプードル

バリエーション豊富なトイプードルの毛色の中で、シルバーグレーは比較的珍しい方です。シルバーグレーの毛色に限らず、トイプードルは単色が理想とされています。 

JKCで公認されている毛色はブラック、ホワイト、ブラウン、グレー、フォーン(ペールフォーン、レッドフォーン、オレンジフォーン)、ブラック&ホワイト、ブルー/グレー&ホワイト、フォーン&ホワイト、ブラウン&ホワイト、ブラック・ホワイトおよびフォーンマーキング、ブリンドル&ホワイト、ブリンドルです。

2026年からシルバーの毛色もグレーに統一されることがJKCより発表されています。

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キースホンド

キースホンド

グレーの色調で、毛先がブラックのシルバーグレーです。耳とマズルはダークグレーになっています。目尻の周りの「スペクタクル(めがね)」というブラックのラインや、ライオンのようなたてがみが大きな特徴です。 

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ワイマラナー

ワイマラナー

シルバー、ノロジカ色(やや赤みを帯びたグレー)、マウス・グレー、またこれらの色のシェードがスタンダードとして定められています。胸や指趾にわずかな白い斑が入るのは許容されていますが、白以外の斑は認められていません。 

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グレーの毛色を持つ犬種

続いてグレーの毛色を持つ犬種をご紹介します。

イタリアングレーハウンド

イタリアングレーハウンド

ブラック、グレー、イザベラのいかなる色調における単色が認められています。ホワイトが入る場合もありますが、認められている箇所は胸と足のみです。 濃淡の幅が広く、ブルー(青みがかったグレー)や後述のスレートの子もいます。

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ケアンテリア

ケアーンテリア

「クリーム、ウィートン、レッド、グレー、ほぼブラックのいづれかであること」とされており、これらの色であればブリンドルも許容されます。耳やマズルは黒っぽくなっているのが特徴です。 

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ダークグレーの毛色を持つ犬種

シルバーグレーやグレーよりも暗いダークグレーの被毛を持つ犬をご紹介します。 

スカイテリア

スカイテリア

JKCでは、「ブラック、ダークグレー、ライトグレー、フォーン、クリームのいづれかでブラックポイントがあること」とされています。鼻と耳がブラックで単色であれば同じような色調のシェードや明るい色の下毛があっても許容されるため、濃淡の幅は広いといえるかもしれません。

ペッパーの毛色を持つ犬種

ペッパーの毛色といえば、シュナウザーの代表的な毛色「ソルト&ペッパー」です。ソルト&ペッパーは、毛の1本1本に白と黒の斑が混ざり、明色と暗色がグラデーションになって縦模様のように見える毛色のことを言います。 

ジャイアントシュナウザー

ジャイアントシュナウザー

ソルト&ペッパー、ブラックの下毛を持つピュア・ブラックがスタンダードとして定められていますが、主流はブラックです。また、ブラック&シルバーも認められています。ソルト&ペッパーの場合、ダークアイアングレーからシルバーグレーまで許容範囲です。

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スタンダードシュナウザー

スタンダードシュナウザー

ブラックの下毛を持つ純黒とソルト&ペッパーが認められており、ソルト&ペッパーはダークアイアングレーからシルバーグレーまでの色調が許容されます。下毛はグレーが目標です。

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザー

ホワイト(下毛もホワイトで純白)、ブラック(下毛もブラックで漆黒)、ブラック&シルバー、ソルト&ペッパーの4色が認定されています。スタンダードシュナウザー、ジャイアントシュナウザー同様、ソルト&ペッパーはダークアイアングレーからシルバーグレーまでの色調が許容範囲です。 

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スレイト(スレート)の毛色を持つ犬種

スレイトは、濃い青灰色(せいかいしょく)の毛色のことを言います。

チャイニーズクレステッドドッグ

チャイニーズクレステッドドッグ

チャイニーズクレステッドドッグはヘアレスとパウダーパフの2つのタイプが存在しますが、どちらであってもいかなる色、コンビネーションが認められています。

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ビアテッドコリー

ビアデッドコリー

スレイトグレー、赤みがかったフォーン、ブラック、ブルー、さまざまな色合いのグレー、ブラウン、サンディが認められています。ホワイトの斑はあってもなくても問題ありません。

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ボーダーコリー

ボーダーコリー

ボーダーコリーはスレイトをはじめ、ブラック&ホワイト、チョコレート、ブルー、セーブル、レッド、トライカラーなどさまざまな毛色が許容されていますが、ホワイトが優勢のパターンは好ましくないとされています。なお、日本ではブラック&ホワイトの毛色が主流です。 

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グリズルの毛色を持つ犬種

グリズルとは、ブラック系の毛色にグレー系やレッド系の色が入った色です。レッド系のレッドグリズル、暗い色合いのブラックグリズルなどがあります。

オールドイングリッシュシープドッグ

オールドイングリッシュシープドッグ

グレー、グリズル、ブルーなどのさまざまな色合いが許容されています。単色のボディ、また後ろ足にはホワイトのソックスがあってもなくていいとされていますが、ブラウンの色調は好ましくないようです。

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ボーダーテリア

ボーダーテリア

レッド、ウィートン、グリズル&タン、ブルー&タンがスタンダードとして認められています。 子犬のころはブラックの割合が多いですが、成長するにつれ明るい色が混ざっていくことが多いようです。

レークランドテリア

レークランドテリア

ブラック&タン、ブルー&タン、レッド、ウィートン、レッドグリズル、レバー、ブルー、ブラックがスタンダードです。足先や胸に見られる白い斑は好ましくないとされつつも、許容されます。 

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ブルーの毛色を持つ犬種

ブルーとは、ブラックよりの青みを帯びたグレーをいい、濃淡の幅が広いのが特徴です。 

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリア

シルバーブルーではなく、ダークスチールブルーがスタンダードとして定められています。胸の毛色は鮮やかなタンで、根元の部分は濃く、毛先になるにつれ明るい色調となります。 生まれて間もないころはほぼ全身がブラックですが、徐々にタンが増え、ヨーキー特有の毛色へと変化していくのが特徴です。生涯で7回毛色が変わるとも言われています。

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ウィペット

ウィペット

マール以外のあらゆる毛色、色調が認められています。そのため非常にバリエーション豊かですが、ブルー、フォーン、グレー、レッド、ホワイト、ブルー&ホワイト、ブリンドル&ホワイトなどがよく見られます。

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グレーハウンド

グレーハウンド

ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、フォーン、ファロー、ブリンドルが犬種標準として定められている毛色です。これらにホワイトが混ざったものも認められます。

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たくさんのパターンがあるグレー系の犬の毛色

グレーの犬

グレー系の犬の毛色は、実にさまざまなパターンがあります。濃淡の具合によって印象が変わるので、どのパターンのグレーの毛色なのか区別がつかないこともあるでしょう。そのため、お迎えしたい犬種の希望の毛色が決まっているのであれば販売主によく確認したうえで購入するようにしましょう。

一見グレーに見えない毛色でも、犬の毛色ではグレーに分類されることもあり、興味深いですよね。

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