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フラットコーテッドレトリバーはお手入れが大変?被毛の特徴や抜け毛対策について知ろう!

天性の陽気な性格と抜群の運動能力が特徴のフラットコーテッドレトリバーは、いつでも元気いっぱいな犬種です。特に水が大好きで、どんなに寒くても水を見れば飛び込まずにはいられないところも。そんなフラットコーテッドレトリバーは、ゴールデンレトリバーと同じぐらいたくさんの抜け毛が出るのでしょうか?今回は、フラットコーテッドレトリバーの被毛の特徴からお手入れ方法、抜け毛対策についてご紹介します。

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フラットコーテッドレトリバーの被毛の特徴は?

フラットコーテッドレトリバー

 ツヤのある真っ黒でストレートな被毛が魅力のフラットコーテッドレトリバー。まずは、フラットコーテッドレトリバーの被毛のタイプを理解しておきましょう。 

代表的なカラー

 日本では、黒々としたブラックのフラットコーテッドレトリバーが知られていますが、赤茶色のレバーカラーも認められています。これは育種の段階で、レバー色のアイリッシュレッドセッターが加えられたことによるものと思われます。レバーのフラットコーテッドレトリバーは、アイリッシュセッターにそっくりな外観で見間違えてしまうこともあります。 

コートタイプ

 フラットコーテッドレトリバーは、長毛でフサフサの被毛が特徴のゴールデンレトリバーや短毛のラブラドールレトリバーのちょうど中間ぐらいの被毛の長さで、柔らかいストレートヘアが特徴です。 

被毛の構造

 泳ぎが大好きなレトリバーの多くは保温性の高いダブルコートが特徴ですが、意外にもフラットコーテッドレトリバーはシングルコートが特徴です。ダブルコートは、保温性のある柔らかいふわふわのアンダーコートと怪我や虫から体を守るオーバーコートの2層構造ですが、フラットコーテッドレトリバーのようなシングルコートには、アンダーコートがありません。 

フラットコーテッドレトリバーの毛玉・抜け毛対策について

フラットコーテッドレトリバー

 艶のある美しい被毛をキープするためには、家庭でのケアがとても大切です。 

毛玉

 ホワホワの柔らかい被毛が特徴のフラットコーテッドレトリバーは、毛玉ができやすい犬種です。毛玉は抜け毛と同様に、こまめなブラッシングで防ぐことができます。特に、耳まわりや胸、脚の飾り毛、脚の付け根は注意してチェックしてあげましょう。 

抜け毛

 シングルコートのため比較的抜け毛が少ないフラットコーテッドレトリバーですが、換毛期がない代わりに年間を通して必要がなくなった毛が死毛となって抜け落ちます。被毛が黒いため抜け毛が多いように感じますが、こまめにブラッシングして抜け毛を取り除くことで、家の中に抜け毛が散らばることを防ぐことができます。 

自宅で出来るフラットコーテッドレトリバーのお手入れ方法

フラットコーテッドレトリバー

 大型犬のフラットコーテッドレトリバーですが、シングルコートのため抜け毛の多いゴールデンレトリバーに比べるとお手入れは比較的楽であると言えます。 

ブラッシング

 フラットコーテッドレトリバーの美しい被毛を保つためには、毎日のブラッシングが必要です。シングルコートのため、換毛期による大量の抜け毛はありませんが、ブランシングでホコリや死んだ毛を取り除いてあげます。また、被毛が柔らかいため、耳の後ろ側や付け根、足の飾り毛、お尻の周りなどはもつれたり毛玉になりやすいので毎日コームで梳かしてあげましょう。 

シャンプー

 フラットコーテッドレトリバーの被毛には適度な油分が含まれているため、こまめなシャンプーは必要ありません。被毛に含まれている適度な油分には、汚れ防止の効果があるため、洗いすぎによって油分を取り除かないようにしましょう。日常的に汚れたと感じたらシャンプーをして、清潔をキープしてあげます。シャンプーの代わりに、週に1回程度濡れたタオルで拭いてあげることもおすすめです。また、泳ぐことが大好きなフラットコーテッドレトリバーは、泳いだあとにはシャンプーが必要です。特に、塩素やカルキが含まれているプールや海水で泳いだ時には、丁寧に洗い落としてあげてください。 

おすすめのお手入れ

 頻繁にシャンプーをする必要がないフラットコーテッドレトリバーですが、垂れ耳のため耳が汚れやすく感染症を発症しやすい犬種です。泳いだ後は完全に乾かすことはもちろん、日常的にもこまめに耳の状態を観察して、常に乾燥して清潔な状態にすることが大切です。 

フラットコーテッドレトリバーはトリミングサロンに行く必要はある?

フラットコーテッドレトリバー

 フラットコーテッドレトリバーはトリミングが必要な犬種ではないため、基本的には定期的にトリミングサロンに行く必要はありませんが、家庭でのケアが難しい場合にはトリミングサロンにお願いしましょう。 

頻度の目安

 トリミングサロンでのケアは、月に1回程度または、耳が汚れていると感じた時や爪が伸びてきた時にお願いしましょう。なお、耳の汚れがひどい場合は、トリミングサロンでも対応できないことがあります。このような時は、感染症の可能性もあるためトリミングサロンではなく動物病院へ連れて行きましょう。 

フラットコーテッドレトリバーにおすすめのメニュー

 耳が汚れやすいフラットコーテッドレトリバーですが、耳のケアは家庭では難しいもの。また、フラットコーテッドレトリバーの爪は黒いため、爪切りも家庭ではできない方が多いようです。トリミングサロンには、シャンプーの他に、耳掃除、爪切り、肛門線絞り、足回りのカットなどを行うメニューがあるため、定期的にトリミングサロンでケアをしてもらうことがおすすめです。

料金の目安

 フラットコーテッドレトリバーをトリミングサロンにお願いする場合は、まず大型犬のトリミングを行っているか確認することがおすすめです。またトリミング料金は、トリミングサロンによって料金が異なるため、事前に確認しましょう。 

日々のケアでフラットコーテッドレトリバーの被毛の美しさをキープしよう

フラットコーテッドレトリバー

 真っ黒で美しい光沢が魅力のフラットコーテッドレトリバーは、シャンプーよりもこまめなブラッシングによってその美しさをキープできます。成犬になっても、じっとしていることが苦手な犬種なので、子犬の頃からブラッシングやシャンプーに慣れさせることがおすすめです。被毛のケアをしながら、皮膚トラブルや腫瘍ができていないかをチェックして、健康管理も同時にしてあげましょう。

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