パグの子犬は他の犬種の子犬と比べて、産まれたての頃から既に「パグの顔」をしているのを知っていますか?表情も体型もお母さんそっくりでパグそのもの。そんなパグの子犬に魅力を感じるパグファンの方はとても多いのではないでしょうか。特に、毛色がフォーンのパグは子犬の頃から少し困ったような表情をしていて本当に可愛いですよね。この記事では、パグの子犬が持つ魅力と、成長段階でよくある疑問点を解説していきます。
パグの子犬が持つ魅力とは
成犬でさえその表情がチャーミングなパグですが、子犬は体も小さくて更に愛らしいですよね。パグの子犬は見た目が成犬と似ており、表情だけではなく体の特徴もほぼ同じと言えます。パグの子犬が持つ魅力とそれに伴って注意しなければいけない点をご紹介します。
ツルンとした顔と体
成犬のパグに比べて、子犬の顔や体はたるみが少なくツルンとしています。他の小型犬に比べて子犬の頃から成犬と同じ姿をしているので、まるでミニチュアのお人形のような魅力があります。寒さに弱い犬種として知られているパグですが、子犬は成犬よりも脂肪が少ないので寒さには要注意です。寒い季節に子犬を飼い始める場合は、小さな服を用意してあげましょう。
大きくてクリクリした目
パグと言えば大きな丸い目が特徴的ですよね。子犬の頃は顔のシワも少ないので更に目が大きく見えて可愛さが倍増します。大きな目は愛らしくてとても魅力的ですが、パグは目が飛び出ていて鼻がぺちゃんこなので目のケガをしやすい犬種でもあります。子犬は特に遊んでいる最中にテンションが上がって物にぶつかりやすいので、目を傷つけないように気をつけましょう。
パグの子犬はどれくらいで成犬になる?
パグは脚と胴の長さが同じスクエア型をしており、子犬も成犬もほとんど変わらない体つきをしているのが特徴です。全体的に小さめですが筋肉と脂肪がギュッと詰まっているので見た目よりもズッシリとした重みがあります。
パグの子犬の大きさは?
通常小型犬は100g~200gで生まれますが、パグは小型犬の中でも体重が重いタイプなので180g前後で産まれてきます。出生体重や成長過程での体重には個体差があるので、平均より小さくても大きくても心配しなくて大丈夫です。
産まれてから成犬になるまでの成長スピード
小型犬であるパグは生後8ヵ月〜10ヵ月を目安に成犬の体つきになります。生後2ヶ月までは急激に成長するため、あっという間に大きくなったと感じることもあるでしょう。その後、完全に成犬になる10ヵ月頃までは緩やかに成長していきます。
エサの量は体つきを見ながら
成犬の体つきになる8ヵ月〜10ヵ月頃までは子犬用のドッグフードを与えます。子犬用のように栄養価が高いドッグフードはカロリーも高い為、パッケージの目安量を参考にパグの体つきを見ながら量を調整してください。生後2ヵ月をすぎると骨組織の成長から筋肉組織の成長へと変わるので、太りやすいパグは餌の量をしっかりと管理することが大切です。
パグの子犬はいつからお散歩やシャンプーを始めていい?
お散歩は生後数回おこなう予防接種(混合ワクチン・狂犬病予防接種)が終わったらOKです。パグは寒さだけではなく暑さにも弱い犬種なので、気温が上がってきた時期のお散歩は時間帯に注意しましょう。初めてのことだらけで緊張しているのに気温も高いと、楽しむどころかストレスになってしまいます。
シャンプーは予防接種後の1週間を避ければOKですが、子犬の頃は頻繁に汚れることも少ないので無理に洗う必要はありません。パグは短毛種なので、子犬のうちは濡れたタオルで汚れを落とす程度でも大丈夫です。顔のシワも綺麗に拭き取ってあげてくださいね。
貴重なパグの子犬期を楽しんで!
パグは鼻が短く目が出ているという特徴を持っています。その為、子犬の頃から暑さや寒さ、ケガには注意しなくてはいけません。子犬の行動範囲内に危ない物を置かないことや部屋の温度管理はしっかりとおこないましょう。チャーミングな表情で陽気な性格をしているパグと幸せな時間を過ごすために、飼い主としてパグの特徴を理解しておくことはとても大切です。そして、わずかな期間しか無いパグの「ミニチュア期」を存分に可愛がってあげてくださいね。
パグに関する記事はこちらもチェック
あわせて読みたい
可愛いパグの赤ちゃんについて。妊娠から出産までや人気の理由を解説
あわせて読みたい
パグはどんな遊びが好き?性格や特徴を理解して一緒に楽しく遊ぼう!
カテゴリーの人気記事