英国貴族の膝の上に抱かれ、「カーペット・ドッグ」と言われる歴史を持つ犬です。当時貴族の肖像画には、この犬種に似たスパニエルが共に描かれていたとか。その後の流行で「鼻のつぶれた」顔になりましたが、再び「長いマズル」の昔のタイプに復活を果たし、現在に至ります。名前に「騎士」がつくこの犬種はなんでしょう？
犬の生態/気持ち小型犬と比べるとサイズは大きめ
体高よりも体長のほうが長く、食欲旺盛で肥満に注意が必要と言われています。
鳥猟犬を先祖に持ち、好奇心旺盛な犬種。室内でもボールを鳥に見立て、追いかけながら、飼い主と楽しく過ごせます。
たれ耳と大きな目、絹のような被毛
毛色は4色、白と栗色のバイカラーや”タン”と呼ばれる黄褐色の模様が入るタイプがあります。
また耳の間に「ロサンジュ」と呼ばれるひし形の模様が入ると、価値が高いと言われています。
名前の由来ともなったチャールズ二世に溺愛された
同じチャールズ国王の名がついたスパニエル犬に比べ、目と鼻の位置を離すことで、うるさい”いびき”を改良できたとか。
また愛玩犬のため子供や他の犬種とも仲良く過ごせます。
正解は…？
キャバリア・キングチャールズ・スパニエルでした。”キャバリア”の愛称で人気のある犬です。
英国王室で長く愛され続けてきたからでしょうか？歩く姿も優雅で品があると言われています。
愛情いっぱいに育てることで飼い主の気持ちに、大いに応えてくれることでしょう。
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