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長毛種の大型犬を写真と一緒にご紹介!お手入れ方法や被毛の性質など

長くて艶やかな美しい被毛を持つ長毛種の大型犬は、優雅な雰囲気が大きな魅力です。そこで今回は大型犬の中から、長毛種の犬種をいくつかピックアップしてご紹介します。また、必要な被毛のお手入れについても理解しておきましょう。

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長毛種の大型犬の種類

長毛種の大型犬の中から、代表的な犬種をご紹介します。それぞれの犬種の被毛の性質や構造、毛色などについて見ていきましょう。 

ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリーバー

 ゴールデンレトリバーといえば犬種名にもある通り、黄金色の美しい被毛が思い浮かぶかと思いますが、クリーム色の毛色も存在します。

長毛種ではあるものの伸び続ける性質の被毛ではないため、一定の長さまでしか伸びません。ゴールデンレトリバーは、かつて鳥獣犬として用いられており、仕留めた水鳥を水中から回収する作業をしていたため、水を弾く毛質をしているのが特徴です。

被毛は外部の刺激から皮膚を守る役割を担う上毛と、体温調節の働きをする下毛が生えている2重構造になっており、ストレートもしくはややウェーブがかっています。春と秋の換毛期には下毛が生え変わるため、大量に毛が抜け落ちます。

ボルゾイ

ボルゾイ

 ボルゾイは、シルクのように細くて滑らかな被毛の持ち主です。ややウェーブがかった長毛の優雅な雰囲気の被毛は、目を惹く美しさがあります。

毛色はシルバー&ホワイト、レッド&ホワイト、ゴールド&ホワイトなど、さまざまな種類が存在します。ボルゾイの被毛も2重構造で、一定の長さまでしか伸びない性質をしています。

バーニーズマウンテンドッグ

バーニーズマウンテンドッグ

 バーニーズマウンテンドッグはスイス原産の犬であることから、寒さから身を守れるよう分厚い被毛に覆われています。毛色はブラック・ホワイト・タンからなるトライカラーのみで、艶やかな長い毛が大きな魅力です。

バーニーズマウンテンドッグの被毛も上毛と下毛が生えている2重構造で、換毛期にはたくさんの抜け毛が生じます。

オールドイングリッシュシープドッグ

オールドイングリッシュシープドッグ

 オールドイングリッシュシープドッグの毛色の特徴は、グレーの胴体に、頭・胸・首・手足などにホワイトが出ている点です。顔まわりの被毛が伸びる犬種であることから、アイコンタクトを取るのはなかなか難しいかもしれません。

アフガンハウンド

アフガンハウンド

アフガンハウンドは、風になびく被毛が美しく、ファンも多い犬種です。被毛は細くてしなやかですが、実は前頭部・肩から尾にかけては短毛となっています。それ以外の部分は長毛の飾り毛が豊富です。 

グレート・ピレニーズ

グレートピレニーズ

 グレート・ピレニーズは、厳しい雪山仕様の厚い被毛を持っており、そのため身体が一回り大きく見えるほどです。毛色は白もしくはグレー・薄いイエローなどで、オレンジ色の斑模様が出ているコもいます。

アイリッシュセッター

アイリッシュセッター

 アイリッシュセッターは、イギリス・アイルランド生まれで、猟犬として活躍をしてきた犬種です。マホガニーレッドと呼ばれる毛色で、シングルコートの長毛種となっています。

アラスカンマラミュート

アラスカンマラミュート

アラスカンマラミュートは、世界最大・最強のソリ犬とも言われ、ハスキーよりも大きく、やや丸みを帯びたボディが特徴的な犬種です。北極圏仕立てのダブルコートで春と秋の換毛期の抜け毛量は、非常に多くなっています。

長毛種の大型犬を飼う前に知っておくべきこと

ゴールデンレトリバー

 長毛種の大型犬は体が大きい分、ブラッシングにしてもシャンプーにしても手間がかかります。そのためお手入れをする時間を確保できるか、よく考えてから飼うようにしましょう。

また、シャンプーは自宅で行うこともできますが、大型犬の場合は体を洗うのも一苦労なうえ、長毛だと濡れた被毛をしっかりと乾かすのも大変です。もし自宅でシャンプーをするのが難しい場合は、トリミングサロンでお願いすることになりますが、一般的に大型犬の場合は8,000円程度かかります。もし月1回シャンプーをお願いした場合、年間で約96,000円のコストがかかるということです。

よって、お手入れに必要なコスト面のことも考え、経済的に飼える余裕があるかもよく考えてから迎え入れるようにしましょう。

長毛種の大型犬に必要な被毛のお手入れ

バーニーズマウンテンドッグ

長い被毛を美しくかつ清潔に保つには、当然ながらお手入れが欠かせません。ここでは、必要な被毛のお手入れについてご紹介します。 

月1~2回を目安にシャンプー

 被毛と皮膚を清潔に保つために、月に1~2回のシャンプーも必要です。定期的にシャンプーをしないと被毛の汚れや体臭がひどくなるほか、皮脂汚れが溜まり皮膚疾患を招くこともあります。

なお、シャンプーをする際ですが、人間用のシャンプーは犬にとっては刺激が強すぎてしまうため、必ず犬用のシャンプーを使うようにしましょう。

こまめなブラッシング

 被毛が長いと絡まりやすいことから、できれば毎日ブラッシングをするのが理想的ですが、最低でも週2回程度は行うようにしましょう。特に耳裏の付け根や脇の下、内股、尻尾の付け根など、動いたときによく擦れる場所は毛がもつれやすいため、ブラッシングを怠ると毛玉ができてしまうことがあります。

毛のもつれを整えたり、ホコリを取り除いたりする場合はピンブラシを使い、毛の流れに沿って優しくブラッシングをします。また、抜け毛を取り除いたり、毛玉をほぐしたりする場合は、スリッカーブラシが便利です。スリッカーブラシは鉛筆の持ち方のようにして柄を持ち、力を抜いて毛の流れに沿ってブラッシングをしていきます。力を入れすぎると皮膚を傷つけてしまうため気をつけましょう。

なお、換毛期においては毎日ブラッシングが必要です。抜け毛を取り除かずに放っておくと、被毛が蒸れて皮膚のトラブルを起こすことがあるため、しっかりとブラッシングをしましょう。

長毛種の大型犬はこまめにお手入れができる人向き

大型犬 子犬

 長毛種の大型犬は、優雅さやかっこよさがある点が魅力ですが、サラサラとした長い被毛を美しく保つには、定期的なお手入れが必要です。そのため、こまめにお手入れができる人でないと飼うのは難しいといえます。

また、自宅でシャンプーができない場合はトリミング代もかかるため、経済的な余裕があるかも考える必要があります。これらのことを事前にシミュレーションしてから、家に迎え入れるかどうか決めるようにしましょう。

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