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【犬種図鑑】ジャーマン・スピッツについて知ろう!性格・特徴・基本的な育て方について解説!

古くから存在するドイツ原産のジャーマン・スピッツは、中部ヨーロッパで最古の犬種と言われています。しかし日本で見かけることが少ないマイナー犬種なため、初心者でも育てられるのか気になりますよね?そこで今回は、ジャーマン・スピッツの特徴や性格、育て方で気をつけたいポイントなどを解説していきます。

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ジャーマン・スピッツの身体的特徴について

ジャーマン・スピッツ

 ジャーマン・スピッツの祖先は、スピッツ族の1種のサモエドと考えられており、もともとは牧羊犬として人間のサポートをしていた犬種です。愛犬家たちによって改良されていく中で、大きさの異なるジャーマン・スピッツが誕生し、現在も牧羊犬として活躍している種類も存在します。 

体の大きさにより5種類が存在する

 ジャーマン・スピッツは体の大きさが異なる5タイプが存在し、大きさによって以下のように呼ばれています。 

  • ジャーマン・ウルフスピッツ:体高43cm前後、体重30kg前後
  • ジャーマン・グローサースピッツ:体高約40cm、体重約18kg
  • ジャーマン・ミッテルスピッツ:体高35cm前後、体重10kg前後
  • ジャーマン・クラインスピッツ:体高25cm前後、体重5kg前後
  • ジャーマン・トイスピッツ:体高約21cm前後、体重約2kg

 なお、ジャーマン・ウルフスピッツはオランダ原産のキースホンドに、ジャーマン・トイスピッツはポメラニアンに該当します。

体が丈夫で長寿な犬としても知られているジャーマン・スピッツの平均寿命は13〜16歳と言われています。 

被毛の特徴|毛色バリエーションが豊富

 ジャーマン・スピッツといえば、顔まわりに生えているたてがみのような被毛が大きな特徴です。体も長い毛に覆われ、全体的にふんわりとしています。密度の高いアンダーコートが生えていることから、寒さには強い方です。

毛色はホワイトやクリーム、オレンジ、グレー、ブラウン、ブラック&タン、パーティーカラーなど、実にたくさんの種類があります。

ジャーマン・スピッツの性格の傾向とは?

ジャーマンスピッツ

 ジャーマン・スピッツは明るく活発で、飼い主に従順な性格です。愛情に満ちており優しいので、小さなお子さんがいる家庭でも、安心して一緒に暮らしていかれます。また、物覚えがよく賢いのも特徴です。そのため、しつけはしやすい方だと言えるでしょう。

攻撃性は強くないものの、見知らぬ相手に対しては警戒心が強く、吠えやすいところがあります。頼もしい番犬になってくれますが、過度に知らない人に神経質になって吠え立てないように、しつけをしておく必要があります。

ジャーマン・スピッツの育て方で気をつけたいこと

エアコンをつけるところ

 ジャーマン・スピッツを育てるにあたって、気をつけておきたいことを解説します。 

子犬のうちから社会性を身につけさせる

 ジャーマン・スピッツは、警戒心が強い性質を持っている犬種なため、無駄吠えをしやすい傾向にあります。そのような面をなるべく抑えるには、子犬のうちから社会性を身につけさせておくことが重要です。

ジャーマン・スピッツに限りませんが、生後3週齢〜14週齢頃(社会化期)までは、警戒心がまだあまり芽生えてなく、いろいろなことを吸収していかれる時期です。そのため、この時期にいろんな人に会わせたり、屋外の物音に慣れさせたりすると、成犬になったとき必要以上に警戒心を持たなくなり、落ち着いて過ごせる犬になります。子犬の頃からさまざまな経験をさせて、社会性を育むようにしていきましょう。

暑さ対策をしてあげる

 ジャーマンスピッツは寒さには強いですが、暑さには弱い犬種です。夏場はエアコンをきかせ、室温を調節して涼しく保ってあげるようにしましょう。一般的に犬にとって冷房時の室温は25〜26度、湿度50%程度が適しているとされています。

とはいえ気温の感じ方は個体差があります。舌を出してハアハアと呼吸をしている、水をガブガブとよく飲むなどが見られたら暑いと感じているサインなので、室温を下げて調節してあげてください。

ジャーマン・スピッツと幸せな時間を過ごしましょう!

ジャーマンスピッツ

 ジャーマン・スピッツは体の大きさによって、超小型犬から中型犬までの5種類があります。性格の特徴は若干差がありますが、快活で従順なところや警戒心の強さ、物覚えのよさなどは共通した性格です。決して扱いにくい性格ではないので、きっと幸せな時間を過ごすことが出来ます。 ただし、社会性を身につけさせておかないと無駄吠えをしやすくなります。子犬のうちから、しつけをきちんと行うようにしましょう。 

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