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愛犬の顔周りの被毛をカットしたい!注意点や汚れやすい場所のケア方法と便利なグッズまとめ

身体の毛はまだ伸びていないけれど、目のにかかっている毛だけ短くしたい、汚れやすい口元だけカットしたい、と思ったことはありませんか?顔周りの毛は自宅でもカットできますが、愛犬にケガをさせないよう十分に注意する必要があります。

ここでは、顔周りの汚れやすい部分のカット方法や注意点、顔周りのカットに便利なグッズについてご紹介します。

飼い方/育て方

顔周りの被毛をカットするときの注意点

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トリミングされる犬

 犬の顔周りをカットするとき、つい切ることにばかり集中しがちですが、大切なことは「ケガをさせない」ということです。顔周りのカットのときに嫌がった犬が動いてしまい、ケガをさせてしまうケースは少なくありません。まずはケガをさせないための注意点をご紹介します。 

犬に刃先を向けない

 顔の位置を固定していても、とっさに動いてしまうことがあります。ハサミの先端を常に顔から外側に向けておき、刃先が見えた状態にしておくことで、動いても事故につながりにくくなります。刃先が丸くなったハサミを使うのもおすすめです。 

顔の位置はしっかり固定しよう

 顔を動かさないよう、あごの下の毛をつまんだり、鼻先を持って一時的に固定しましょう。固定されることを嫌がり抵抗する子であっても、多くの場合「離さないよ」と毅然とした態度で接しているうちに大人しくなってくれます。

犬はトリミング中、不意にペロッと舌を出すことも考えられます。口周りを切るときは、口を開けられないようマズルをしっかり抑えておきましょう。

汚れで固まった毛は無理に引っ張らない

 毛をカットする際にはコームで毛の流れを整えますが、目やにが固まっていたり、口周りの毛が汚れで固まっているときに無理にコームを通そうとすると皮膚が赤くなったり、犬が痛い思いをしてしまいます。

目やにはコットンやスポンジにぬるま湯を含ませ、少しずつふやかしましょう。ふやけた汚れを取るにはノミ取りコームが便利です。目頭から鼻先に向かってすくと、汚れをきれいに取ることができます。このとき、ピン先が目に当たらないよう注意しましょう。

汚れやすい部位をカットしよう

トリミングされる犬

 汚れやすい顔周りを衛生的に保つことは、見た目の問題だけでなく健康を維持する上でも大切です。ここでは一般的な方法をご紹介しますが、犬種などによって違いがあるので、あくまで参考として考えてください。

目やにや涙で汚れやすい「目の周り」、口に入りやすい「口もと」、耳垢で汚れがちな「耳周り」のカットについてご紹介します。

目の周りのカット

 目の前の毛は寝た状態になっていることが多いので、まずはコームで目頭の毛を立たせます。その状態でハサミの背中を目頭につけ、ハサミを動かして切りましょう。目の上の被毛が重くかぶさっているようであれば、目の上の被毛をコームで前に出し、出てきた部分を切りましょう。 

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口もとのカット

 よだれや食べ物で汚れやすい口元は、毛が伸びると口の中に入ってしまいます。コームを使って毛を口から出し、ハサミで切りましょう。このとき、前述したように舌を傷つけないよう十分注意しましょう。 

耳周りのカット

 耳毛や、耳の前の毛が伸びると、耳の通気性が悪くなります。耳毛の処理は指や鉗子(かんし)という器具で毛を抜き取る方法と、ハサミで短く切る方法がありますが、どちらも慣れていないと難しい作業になるので、プロに任せることをおすすめします。

耳の前の毛はコームで立たせ、耳の穴に被さる毛をカットしましょう。

自宅でカットする場合に便利なグッズ

ハサミとコーム

 自宅で犬の顔周りをカットするときに便利なグッズを3つご紹介します。 

小さく小回りが利き、毛が飛ばないハサミ

 「ワン子のハサミ 天使の羽 S」は、全長138cm、刃渡り48mm、重さ24gと小さく、繊細な部分をカットしやすいハサミです。毛が飛ばない設計になっており、自宅でも手軽に使用できます。 

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顔周りをカットするときはケガをさせないように十分注意しよう

トリミングされる犬

 愛犬のお手入れをできる限り自身で行いたい、と考えることは、とても良いことです。ただ、顔周りのカットは犬がケガをしやすいので、自宅で行う場合は十分注意しましょう。犬が動いてしまって難しい、危ないと感じたら無理をせずトリミングサロンにお願いしましょう。 

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