ピンと立った耳が凛々しくてカッコいいドーベルマンですが、子犬の頃は断耳をしていないことが多いため、垂れ耳と大きな手足が可愛らしい印象です。ついつい甘やかしてしまいたくなりますが、子犬期のしつけはとても大切なもの。ここではドーベルマンの子犬の魅力や成長スピードなどを、育て方のポイントと合わせてご紹介していきます。
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ドーベルマンの子犬の魅力って?
成犬になると凛々しくてカッコ良いイメージが強くなるドーベルマンも、子犬の頃はあどけない表情がたまらなくかわいい。
大きな手足でドチドチ歩く姿を見ているだけで癒やされる方も多いのではないでしょうか。そんなドーベルマンの子犬が持つ魅力を大きく2つに分けてみました。
無邪気でいたずらっ子
成犬になると穏やかさも兼ね備えて落ち着いた性格になりますが、子犬の頃は無邪気でいたずらっ子なコが多いのも特徴です。
子犬といえど意外と力も強いので、甘噛みやいたずらは放置しないようにしましょう。ひっぱりっこ遊びは子犬が興奮しやすいのでおすすめではありません。
大きな手足と垂れ耳がかわいい!
大型犬の子犬特有の手足の大きさ。これがドーベルマンの子犬が持つ魅力のひとつではないでしょうか。体のバランスに対して手足が大きく、まるでキャラクターのような可愛さがあります。
子犬が断耳をする場合は生後60日〜90日の間でおこないますが、最近では断耳をしないドーベルマンも増えてきました。生後3ヵ月頃まではほとんどの子犬が垂れ耳なので、凛々しいというより可愛らしい印象なのが特徴です。
ドーベルマンの子犬の成長スピードはどれくらい?
ドーベルマンは大型犬の中でも比較的大きな犬種で、大きなコだと50kgを越えることもあります。基本的には両親に似た体格になるので、親が分かるブリーダーなどから迎え入れる方も多いです。
成犬時の大きさには個体差がありますが、成長スピードや体格はほぼ同じ過程になります。
成長スピード
子犬は約400g前後で生まれ、生後2ヵ月には約7kg、半年も経つと更に2倍の約15kgにまで成長します。生後半年までの成長が著しいですが、生後1年を過ぎる頃には成長スピードも緩やかになります。
大型犬は小型犬に比べて成犬になるまでの期間が長いため、生後2年を過ぎればほぼ成犬の体つきといって良いでしょう。
体格と大きさ
ドーベルマンは成犬になると体高63cm〜72cm、体重は〜45kgほどになります。
成犬はスラッとした脚をしていますが、子犬の頃は太くたくましい四肢を持っています。体型は体高と体長がほぼ同じスクエア型ですが、子犬の頃は体長の方が長くなります。
エサの量はどれくらいを目安にしたら良い?
ドッグフードには多くの種類がありますが、子犬には「子犬用」または「パピー用」のドッグフードを用意しましょう。子犬の時期に必要な栄養素で作られているため、ステージに合わないドッグフードを食べさせると栄養が偏ってしまいます。
量はパッケージの裏側に記載されている体重別の量を目安に与えましょう。しかし、記載されている量はあくまでも目安となります。便の状態や体型を見ながら量の調節をしてくださいね。
ドーベルマンの子犬の散歩・シャンプーをはじめる時期について
ドーベルマンの子犬は必要なワクチン接種が終わったら積極的にお散歩に行きましょう。散歩をすることで様々な人や物に興味を持ち、人間社会に慣れるのも早くなります。
特にドーベルマンのようなガードドッグとしての素質を持った犬種は、子犬の頃の社会化がとても大切です。ワクチン接種前はスリングに入れて外をお散歩するのもおすすめです。
短毛種なので、よっぽど汚れていなければ子犬の頃のシャンプーは必要ありません。冬場は風邪をひきやすくなるので、お湯に浸して固く絞ったタオルでふいてあげるだけでも十分です。
ドーベルマンの子犬は体が大きくなるのが早い!
大型犬の子犬は成犬の体つきになるまで時間がかかるとはいえ、生後半年までの成長はとても早く感じるはずです。体重にすると生まれた時から約40倍にもなります。体が大きくなるスピードが早いのでエサの分量には注意してくださいね。ドーベルマンは最強のガードドッグとも言われるだけあり、警戒心やテリトリー意識の強い犬種です。可愛い子犬時代は甘やかしてしまいそうになりますが、家に来たその日からしっかりと信頼関係を作っていきましょう。
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