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くるくるした毛を持つ犬が知りたい!カーリーヘアの代表的犬種や特徴・お手入れ方法をご紹介!

犬の被毛の「カーリー」とは、巻き毛のことです。巻き毛の犬と聞くと、まずプードルをイメージする人が多いのではないでしょうか。カーリータイプの犬は水鳥猟で獲物を回収する水猟犬に多く見られ、その被毛は撥水性があり、乾きやすいという性質があります。ここでは、カーリーコートをもつ代表的な犬種や、被毛のお手入れ方法などについてご紹介します。

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カーリーとはどんな毛のタイプ?毛質の特徴について

犬

 犬の被毛タイプのひとつである「カーリー」は巻き毛のことで、カーリーコートをもつ犬は全身をくるくると巻いた被毛で覆われています。巻き毛の癖は犬種や個体によって様々で、きつく巻いたものやスパイラルに巻いたもの、ゆるやかなウェーブ状などがあります。

カーリーコートは水中作業を得意とするウォータードッグ系の犬種に多く見られ、その被毛は撥水性に優れ、水に濡れても乾きやすいという特徴があります。

カーリーコートの犬は毛のもつれに注意

 カーリーコートはくるくると巻いた癖のある毛質であるため、手入れを怠るとすぐにもつれたり、毛玉になってしまいます。 

カーリータイプの被毛の犬|代表犬種5種をご紹介!

 カーリーコートの犬の中から、代表的な5犬種についてご紹介します。 

カーリーコーテッド・レトリバー

カーリーコーテッド・レトリバー

 カーリーコーテッド・レトリバーは、17〜18世紀頃からイギリスで狩猟犬として活躍してきました。レトリバー種の中では最も早く認定されたとされています。気品があり賢く、全身を特徴的な巻き毛で覆われています。 

プードル

プードル

 カーリーコートの犬の中で私達に最も馴染みのある犬と言えば、プードルですね。利口でしつけやすく、マンションや集合住宅での飼育にも向いているため日本でも高い人気を誇ります。国際畜犬連盟(FCI)ではサイズによって、スタンダードプードルミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルの4種類に分類されています。 

コモンドール

コモンドール

 まるでモップのような風貌が印象的なコモンドールは、ハンガリーの山間で500年以上にわたって牧羊犬として活躍してきました。被毛はその土地で飼育されていた「ラッカ羊」の群れの中に紛れるよう、このような容姿に改良されてきたと考えられています。 

ポーチュギーズ・ウォーター・ドック

ポーチュギーズ・ウォーター・ドック

 ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグは、はるか昔からポルトガル海岸の至るところにいたため、純粋なポルトガル犬としてこの犬種名が付けられています。漁師のために網を持ってきたり、魚を捕ったりする使役犬として活躍していました。 

アイリッシュ・ウォーター・スパニエル

アイリッシュ・ウォーター・スパニエル

 豊かな強い巻き毛をもつアイリッシュ・ウォーター・スパニエルは、泳ぎが得意な猟犬です。しっぽはラット・テールと呼ばれるネズミの尾のような独特のスタイルで、尾の付け根は太く緻密な巻き毛に覆われていますが、先端はほとんど毛が生えていません。

カーリーコートのお手入れ方法

ブラッシング

ブラッシング

 カーリーコートの犬のお手入れの基本は、こまめなブラッシングです。

巻き毛の犬は抜け毛が少ない傾向にありますが、癖のついた毛はもつれやすく、被毛にはゴミや葉っぱなどが絡まりやすい性質があります。散歩の後にはブラッシングをして被毛を清潔に保ちましょう。

カーリーコートのブラッシングの注意点

 犬種によって差はありますが、撥水性に優れたカーリーコートは非常に乾きやすく、無理にブラッシングをすると毛が切れてしまうことがあります。専用のコンディショナーなどをスプレーして多少の湿り気を与えながら行うと良いでしょう。 

トリミングサロンの利用

 カーリーコートの犬の被毛は、基本的に長く伸び続けます。自宅でのブラッシングやシャンプーなどのお手入れに加え、定期的にトリミングサロンでカットしてもらいましょう。 

カーリーコートは定期的にお手入れしましょう!

プードル

 直毛の犬と比べ、カーリーコートタイプの犬は被毛が絡まりやすい性質があります。健康的な被毛を維持するためにも、散歩の後にはブラッシングし、毛が伸びてきたらトリマーさんにカットをお願いしましょう。

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