犬用キャリーバッグは、愛犬とのお出かけを快適なものにしてくれるアイテムですが、適切な使い方やお手入れをしないと愛犬へストレスがかかり、健康を損ねてしまう可能性もあります。ここでは、愛犬とのお出かけをよりよくするための上手なキャリーバッグの使い方や、愛犬に慣れてもらうためのポイントとお手入れ方法を紹介していきます。
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犬用キャリーバッグを購入したら
キャリーバッグを購入したら、すぐにでも愛犬を入れてお出かけしたくなりますが、まずは愛犬を入れる前に点検すること、キャリーバッグに慣らすことが大切です。
壊れている場所や鋭利な部分がないか点検
まずは、愛犬をキャリーバッグに入れる前に壊れている箇所や鋭利な部分がないか隅々までチェックしましょう。 特に愛犬が長時間入っている内側の部分に、噛んで誤飲してしまう部分がないか確認します。タグなどを噛む癖がある子であれば、ハサミでカットするなど安全に使用できる状態にしましょう。
キャリーバッグに慣れさせる
キャリーバッグの点検が済んだら、バッグに慣れる練習をしましょう。 キャリーバッグの中に愛犬をいれたらおやつを与え、バッグに入ると楽しいことがあると覚えさせます。ガムやお留守番用の長時間遊べるおもちゃなどを入れて、バッグの中で大人しく過ごす時間を伸ばしていきましょう。慣れてきたら、フタをしていきます。
フタをしたキャリーバッグの中で大人しく過ごせるようになったら、いつもの散歩コースをバッグに入れて歩いてみましょう。愛犬のお気に入りに公園や場所があるなら、そこでキャリーバッグから出して、いつも通り遊ばせましょう。繰り返し行うことで、「キャリーバッグで楽しい場所に行ける」と覚えて、大人しく入っていられるようになるでしょう。
犬用キャリーバッグの正しい使い方が知りたい
ここでは、キャリーバッグの正しい使い方と適切な使用時間について紹介します。
- キャリーバッグの底にタオル等を敷く
- 愛犬を入れる
- 適切な使用時間を守る
キャリーバッグを慣らす方法1|キャリーバッグの底にタオル等を敷く
愛犬が快適に過ごせるようにキャリーバッグの底に普段使用しているタオルや毛布などを入れてあげましょう。嗅ぎ慣れた匂いがすることで落ち着かせる効果もありますが、タオル等を敷くことで、体が安定し横揺れ防止にも繋がります。
キャリーバッグを慣らす方法2|愛犬を入れる
底にタオルを敷いたら、愛犬をキャリーバッグに入れましょう。底に飛び出し防止機能のリードが付いている場合は、装着します。愛犬が落ち着ける体勢になるようおやつなどを使って誘導し、被毛や耳、尻尾などを挟めないよう注意しながらフタをしっかり閉めたら、お出かけ準備完了です。
キャリーバッグを慣らす方法3|適切な使用時間を守る
適切な使用時間は、キャリーバッグの素材によって異なります。 底材が柔らかいタイプの物であれば、30分〜1時間程度の短時間の使用に留めましょう。プラスチック製などでできたハードタイプであれば安定性があるため、2〜3時間など長時間の移動も可能です。
犬用キャリーバッグのお手入れ方法
キャリーバッグは、愛犬の抜け毛や外を歩いた時についた汚れが多く付きます。そのままにしておくと臭いの元となるだけでなく、衛生的にもよくありませんので、定期的に綺麗にしてあげましょう。
プラスチック製であれば食器用洗剤を使って水洗いすることが可能です。 布製・ナイロン製のキャリーバッグはまず、付着した抜け毛を粘着クリーナーで取り除きましょう。それからタグに書かれた洗濯表示を確認して、洗濯機洗いや手洗いします。ドライヤーや乾燥機を使用すると、縮んでしまう可能性もあるため、陰干しにして自然乾燥させましょう。
キャリーバッグを活用して愛犬と快適なお出かけを
キャリーバッグに慣れてくれれば、愛犬とのお出かけの幅が広まります。愛犬が快適にお出かけを楽しめるよう定期的に安全性の点検と手入れを行ってくださいね。
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