ただ一人に忠誠を尽くす信念。日本人が忘れて久しい心をこの犬が脈々と受け継いでいました。猟犬として戦い、ご主人以外の人にめったに尻尾を振ることはない、それはまさに「一代一主」の気高い武士道精神です。
さて、忠誠心を絵に描いたような日本犬はなんでしょう?
ヒント【1】山梨県で大活躍
ルーツの山梨県では、イノシシ猟やシカ猟で大活躍した猟犬です。
猟犬ならではの荒い気性をもちあわせており、甘やかして育てるだけではご主人と認めてはもらえません。
認めてもらえる信頼関係を築けるかがキモ?
ヒント【2】ワイルドな虎毛がかっこいい!
赤虎・黒虎・中虎などの虎毛が特徴で、多くが青黒い舌を持ちます。
野性味あふれるルックスはまさしく武士そのもの!
ヒント【3】日本ではちょっとマイナー?
1934年に天然記念物に指定されていながらも、日本犬の中ではちょっぴりマイナーで、あまり耳なじみのない方もいるかもしれません。
だけどコアなファンからは愛されてやまないのがこの犬種です。
正解は…?
正解は、甲斐犬でした。 武士道精神を体現し、他人に尻尾を振らないという甲斐犬ですが、 ご主人には子犬のように甘えちゃうというキュン死に必至の面も持ち合わせています。
警戒心が強く、攻撃的になることもあり、飼育が比較的難しいので、飼育経験がある方向きです。
だけど手間がかかるからこそ、より愛おしいんですよね。
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