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子犬の体重推移について|サイズごとの成長スピード、出生時の体重、推移の例をご紹介

あっという間に過ぎる子犬期ですが、どのくらいのペースで大きくなっていくのか気になるという飼い主さんは多いのではないでしょうか?子犬の体重は小型犬・中型犬・大型犬という身体の大きさや犬種によって異なりますし、個体差もあるので一概に何g、何㎏とお伝えすることはできませんが、目安は知っておきたいですよね。今回は、子犬期の体重の一般的な目安となる数字と、身体の大きさごとの体重推移の例をご紹介していきます。

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「子犬期」っていつまで?

犬 親子

冒頭で述べたように身体の大きさによって体重は異なりますが、実は「子犬期」の長さも異なるということをご存知ですか?子犬期がいつまでなのか、小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬それぞれの期間について知っておきましょう。

「子犬」の一般的な区分って?

通常、「子犬」と呼ばれるのは1歳くらいまでとされています。成犬は1~7歳、シニアは7~13歳が一般的な区分です。次に身体の大きさによる長さの違いを見ていきましょう。

身体の大きさによる「子犬期」=「成長期」の長さは?

小型犬、中型犬、大型犬、超大型犬ごとの「子犬期」の長さは以下の通りです。

  • 小型犬:生後8~10ヶ月頃まで
  • 中型犬:生後10~12ヶ月頃まで
  • 大型犬:生後15ヶ月頃まで
  • 超大型犬:生後18~24ヶ月頃まで

小型犬と超大型犬の子犬期の長さ(成長スピード)を比べると、倍以上も違うケースがあることが分かります。

子犬期は成長期でもありますが、上記の期間で超小型犬・小型犬は出生時の体重から20倍中型犬は50倍大型犬は70倍超大型犬はなんと100倍もの体重になると言われています。

全ての犬種で急激に成長する時期はあるものの、身体が大きくなるほど成犬になるまでの時間はかかる傾向にあります。しかし、人間と同じで子犬の成長スピードにも個体差があるため、必ずしもこの通りになるわけではありません。1年過ぎても成長が続く小型犬もいれば、成犬になるまでに2年かからない超大型犬もいます。あくまで目安として参考にしてくださいね。

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子犬の成長期は2回ある

子犬

犬の成長期は2回あり、時期によって発達する部分が違うと言われています。

成長前期

成長前期と呼ばれる生後2ヶ月くらいまでは、犬の身体が急激に成長する期間です。最初の成長期で、この時期は骨格組織が発達している期間になります。

消化器官の発達が十分ではないので、1回の食事でたくさんの量を食べることができません。とはいえ、成長するために必要なエネルギーや栄養素は多いです。そのため、消化吸収に優れ、栄養バランスの整っているドッグフードを1日に複数回与えてあげる必要があります。

成長後期

生後2ヶ月以降は成長が緩やかになり、成犬になるまでに体重が2~5倍に増加していきます。超大型犬の場合はそれ以上に増加します。成長前期とは異なり筋肉が発達する時期です。そのため、筋肉の発達を手助けするたんぱく質豊富なドッグフードに変えていきましょう。

ただし、生後4~5ヶ月頃からは脂肪組織も発達しはじめるので、成長期だからと言ってカロリーの高いごはんを与えすぎてしまうと肥満を招きます。ドッグフードの見直しと、愛犬に合った適切なごはんの量を把握して肥満にならないように注意しましょう。

出生時の体重ってどれくらい?

犬 赤ちゃん

犬の赤ちゃんの出生時の体重は身体の大きさによって異なりますが、だいたいの目安は以下の通りです。

  • 小型犬:100~200g
  • 中型犬:200~300g
  • 大型犬:400~500g
  • 超大型犬:700g前後

生後10日ほどで出生時の体重の約2倍ほどになり、生後4~5ヶ月で成犬時の体重の約半分になると言われています。

しかし、サイズによる成長スピードや個体差もあるので、必ずそうなるとは限りません。あくまでも目安として体重推移の参考にするようにしましょう。

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犬種による体重推移の例

小型犬、中型犬、大型犬それぞれの体重推移を具体的な犬種の例をもとにご紹介します。

【小型犬】チワワ

小型犬は生後8~10ヶ月ほどでほぼ成犬の大きさになると言われており、生後10ヶ月以降は緩やかに成長していきます。生まれたばかりの子犬は100gほどしかなく、大人の手のひらに乗るほどの大きさであるチワワの体重の推移の一例をみてみましょう。

■体重の推移(例)

  • 生後1ヶ月:350g
  • 生後2ヶ月:450g
  • 生後3ヶ月:650g
  • 生後4ヶ月:850g
  • 生後5ヶ月:1.2㎏
  • 生後6ヶ月:1.6㎏
  • 生後7ヶ月:1.8㎏
  • 生後8ヶ月:2㎏
  • 生後9ヶ月:2.2㎏
  • 生後10ヶ月:2.3㎏
  • 生後11ヶ月:2.4㎏
  • 生後12ヶ月:2.5㎏

標準体重が1~3㎏とされているチワワですが、成長後の個体差が大きく、1㎏以下の子もいれば3㎏を大きく超える子も少なくありません。

1歳で成長が止まると言われているものの、1歳半から2歳くらいまで成長するチワワもいるので上記の体重推移は1つの例になります。

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【中型犬】コーギー

中型犬はだいたい10~12ヶ月で成犬と同じくらいの大きさになります。生後9ヶ月頃には成長が緩やかになっていきますが、個体差もあるため標準を超えて大きくなる子ももちろんいます。コーギーの体重推移の例は以下の通りです。

■体重の推移(例)

  • 生後3ヶ月:3㎏前後
  • 生後4ヶ月:5㎏前後
  • 生後5ヶ月:6㎏前後
  • 生後6ヶ月:8㎏前後
  • 生後8ヶ月:9㎏前後
  • 生後9ヶ月:10㎏前後
  • 生後12ヶ月:11~12㎏

コーギーは胴長の体型から足腰に負担がかかりやすいため、肥満は大敵です。犬のダイエットは大変なので、適正体重を把握して体重管理に努めましょう。

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【大型犬】ゴールデンレトリバー

大型犬であるゴールデンレトリバーは15ヶ月ほどかけて成犬になっていきますが、生後10ヶ月ほどでほとんど成犬と同じ大きさになります。体重の推移の例は以下の通りです。

■体重推移(例)

  • 生後1ヶ月:1.8~2.0㎏
  • 生後2ヶ月:5~6㎏
  • 生後3ヶ月:10~11㎏
  • 生後4ヶ月:13~15㎏
  • 生後5ヶ月:16~18㎏
  • 生後6ヶ月:18~21㎏
  • 生後7ヶ月:20~23㎏
  • 生後8ヶ月:22~25㎏
  • 生後9ヶ月:23~26㎏
  • 生後10ヶ月:23~28㎏
  • 生後11ヶ月:24~29㎏
  • 生後12ヶ月:25~30㎏

オスの平均体重が29~34㎏、メスの平均体重が25~29㎏であるゴールデンレトリバーですが個体差も大きく、上記の体重以下の子もいれば、平均体重を大きく超える子もいます。だからと言って必ずしも肥満というわけではないので、BCS(ボディコンディションスコア)を参考に愛犬の適正体重を把握するようにしてくださいね。

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【番外編】超大型犬:グレートデン

超大型犬であるグレートデンの出生時の体重はだいたい600~800gほどです。オスの平均体重が54㎏以上、メスの平均体重が45㎏以上とされており、大型犬は出生時の100倍の体重になると言われているので、成犬になるころには60㎏ほどになることも珍しくありません。オスの場合は90㎏近くまで成長する子も!

ギネス記録の常連であるグレートデンの体重の推移が気になるところですが、グレートデンをはじめセントバーナードやアイリッシュウルフハウンドなどの超大型犬は成長期間が長いことから体重の推移の個体差が大きく、生後6ヶ月で〇㎏というだいたいの規則性を見出すのが難しい傾向にあります。

平均体重よりも大幅に大きくなるケースも少なくないので、超大型犬をお迎えしたいと考えている場合は、予想以上に大きく成長してもしっかりお世話できるのか、飼育スペースを確保することができるのか考えておかなければいけません。

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子犬の体重推移には個体差がある!

子犬

サイズや犬種ごとに一般的な体重推移の目安はあるものの、必ずしもその通りになるとは限りません。これは犬に限らず他の動物や人間にも言えることですよね。平均よりも成長スピードが遅い・早い、体重が軽い・重いなどの違いは珍しいことではないので、あくまで目安として捉えておきましょう。愛犬が健康的に育っているのか心配であれば獣医師に相談するのが安心です。

身体の大きさによって子犬期の長さは異なり、成長スピードも違います。健康的に成長してもらうためにはその子の成長に合わせたドッグフードを選ぶようにしてください。

子犬は免疫力が低く、体調も崩しやすいです。日頃からごはんの様子や排泄物のチェック、十分な睡眠時間がとれているかなどの健康観察を欠かさないようにしましょう。特に異常がなくても子犬のうちは定期的に動物病院を受診することをおすすめします。

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