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マルチーズの子犬をお迎えしたい!気になる飼育のポイントをまとめました

人懐こく明るい性格のマルチーズは、よき家庭犬としての素質を兼ね備えており、古くから親しまれている犬種です。真っ白でふわふわな被毛と愛らしい外見で、日本でも人気があるので、見かけたことのある方も多いと思います。

今回はマルチーズの子犬にフォーカスし、子犬に与えるエサの量・回数をはじめ、散歩やシャンプーを始めるのに適した時期などについてまとめました。

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マルチーズの子犬はどれくらいで成犬になる?

マルチーズ

 マルチーズの子犬は、生後6ヶ月頃までは体重がどんどん増えて大きくなっていき、生後7ヶ月頃からは体重の変化が緩やかになっていきます。子犬期の月齢における体重は個体差がありますが、おおよそ以下のように推移していきます。 

  • 月齢2ヶ月:550g
  • 月齢3ヶ月:700g
  • 月齢4ヶ月:1kg
  • 月齢5ヶ月:1.3kg
  • 月齢6ヶ月:1.4kg
  • 月齢7ヶ月:1.5kg
  • 月齢8ヶ月:1.6kg
  • 月齢9ヶ月:1.65kg
  • 月齢10ヶ月:1.8kg

適切なえさの量や回数について

マルチーズ

 マルチーズの子犬のエサの量は、子犬用フードのパッケージに記されている給餌量を目安にし、愛犬の様子に応じて与えるようにしましょう。給餌量は月齢別や体重別で記載されていますが、季節によって食欲が増減することもあるため、その時々でエサの量を調整することが大切です。

食事の量が少なかったり食事時間の感覚が長すぎたりすると、マルチーズの子犬の場合は特に低血糖症になりやすいので気をつけましょう。

エサを与える回数

 消化器官が未発達なマルチーズの子犬は、一度に多くの量を食べられないため、生後6ヶ月頃までは1日の食事量を3~4回ぐらいに分けて与えるようにしましょう。それ以降は1日2〜3回に減らし、成犬になる1歳前には1日2回にしていきます。

なお、固い形状のままのフードでは消化不良になりやすいことから、生後3ヶ月頃まではぬるま湯でふやかし、消化しやすいようにして与えましょう。そして消化能力や咀嚼力に応じて、ふやかすフードの量を徐々に減らして固いままのフードの量を増やし、最終的に全て固いままで食べられるよう移行していきます。

フードをふやかすのをやめる時期は、個体により体の発達具合に差があるので一概には言えませんが、生後4~5ヶ月頃にはフードをふやかすのをやめて与えていることも少なくありません。

シャンプーやお散歩はいつから始めていいの?

マルチーズ

 生後間もないマルチーズの子犬は免疫力が十分に備わっていないため、飼い始めてすぐに散歩やシャンプーをすることはできません。いつ頃から始めてよいのか覚えておきましょう。 

シャンプーを始めてもよい時期

 マルチーズの子犬のシャンプーは、1回目のワクチン接種から1週間程度経ってからが望ましいとされています。ただし、体調が安定しているときにするようにしましょう。

特に初めてのシャンプーのときは、シャワーの音や水圧などに慣れておらず、肉体的にも精神的にも子犬の負担になりやすいので、汚れている部分だけのシャンプーにとどめたほうがよいでしょう。全身のシャンプーは、シャワーに慣れてから始めることをおすすめします。

散歩を始める時期

 リードを付けて本格的に散歩を始めてもよい時期は、最後のワクチンプログラムが終了してから1週間程度経ってからです。ワクチン接種は生後1ヶ月半~2ヶ月に1回目を受け、さらに1ヶ月後に2回目、2回目から1ヶ月後に3回目と、基本的に計3回受けます。しかしワクチン接種が終了するまで散歩を待つと、社会化期を逃してしまいます。よって、2回目のワクチン接種から2週間程度経ったら、地面に子犬をつけないよう抱っこをして家の周りを散歩し、さまざまな音や景色、知らない人など、家の外の刺激に慣らすようにしましょう。

さまざまなことに慣れていかれる社会化期に、いろいろな経験をさせて外の刺激にも慣れさせておかないと不安や警戒心を感じやすくなり、些細なことにも怯えて無駄に吠えたりするようになってしまいます。なるべく外の環境に慣らし、ワクチンプログラムが終了したら本格的に散歩を始めるようにしましょう。

貴重なマルチーズの子犬期を楽しんで

マルチーズ

 マルチーズの子犬は生後6ヶ月頃までは成長が盛んで、徐々に体重の増加が落ち着き成犬の大きさになっていきます。成長期は体をつくる非常に大切な時期なので、フードのパッケージに記載されている給餌量を目安として、適宜調整しながら与えてください。マルチーズを家に迎えたら、さっそく一緒に散歩に行きたいところですが、リードを付けての本格的な散歩はワクチンプログラムが終わってからにしましょう。たった1年しかない子犬期はとても貴重な時間です。愛犬の成長を見守りながら一緒に楽しく過ごしてくださいね。

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