現在は、犬を室内で飼うことが一般的になっていますが、大型犬においては、屋外で飼うことができる犬種もいます。
この記事では、どんな犬種が屋外の犬小屋で飼うのに向いているのかを見ていきます。また、犬小屋を選ぶときのポイントや、おすすめの犬小屋もご紹介しますので、大型犬を飼おうと考えている人や、すでに飼っている人は参考にしてくださいね。
寒冷地原産の犬種と大型の日本犬は外の犬小屋でも大丈夫
大型犬の中でも、どのような犬種が屋外の犬小屋で飼えるのでしょうか。
ダブルコートの犬種
寒冷地出身の犬種は寒さに強いので、屋外の犬小屋で飼うことが可能です。寒い地域で飼育されてきた犬種はオーバーコートだけでなく、保温・保湿の役割をするアンダーコートも生えているので、シングルコートの犬種よりも寒さに強いのです。ただし暑さには弱いので、夏は室内に入れるようにした方がよいでしょう。
日本原産の犬種
日本原産の大型犬には、秋田犬や土佐犬がいます。これらの犬種は、日本の気候に適応しながら飼育されてきた上、独立心が強いことから屋外の犬小屋で飼うのに向いています。
大型犬用の犬小屋は大きさと素材選びが大切
ここでは、犬小屋を選ぶときのポイントについて解説します。
素材の長所と短所を知った上で選ぶ
犬小屋の素材は木製、プラスチック製、金属製があり、それぞれ長所と短所があります。そのため、それらを知った上で選ぶことが大切です。
木製の犬小屋はナチュラルな雰囲気で人気がありますが、木材は水分を吸収すると腐る性質があります。よって、表面に塗装が施されて耐候性の高い造りになっているかをしっかりとチェックするようにしましょう。
プラスチック製のものは、水分や湿気の影響を受けずに済むことや、掃除がしやすい点がメリットです。しかし気密性が高いため、通気窓やスリットが入ったものなど、通気性がよいものを選ばないと熱がこもってしまいます。
そして金属製は、木製やプラスチック製に比べて耐久性に優れているのが魅力です。しかしかなり重量があるので、一度設置すると移動するのに苦労します。また、サビがでる性質なので、サビ止め加工が施されているものを選ぶことが肝心です。
体の大きさに適したものを選ぶ
犬小屋のサイズは、犬が犬小屋の中でくるっと回ることができ、寝られる程度の広さがあるぐらいが適しています。広すぎると保温性が劣ってしまい、狭すぎると窮屈で快適に過ごせないほか、熱がこもってしまいます。愛犬の体の大きさに合った適切なサイズのものを選ぶようにしましょう。
お手入れのしやすさも重要
お手入れのしやすさも重視して選ぶようにしましょう。水洗いができるものや、屋根が開閉でき、犬小屋の奥の方まで手が届くものなどであれば、お手入れがしやすいのでおすすめです。
大型犬におすすめの犬小屋
ここでは、大型犬におすすめの犬小屋をご紹介します。
プラスチック製でお手入れラクチン!
ブルーの屋根がよく映えるおしゃれなデザインの犬小屋です。プラスチック製ですが、空気の循環ができる通気口が付いているので、熱がこもる心配がありません。また、入り口にはビニールカーテンが付いていることから、雨が吹き込まないほか、冬は冷たい冷気が入りにくくなっています。屋根が取り外し可能で、お手入れが簡単にできるのもポイントです。
- 商品名:サンキャスト|大型犬用ドッグハウス
ドイツの有名ブランドのドッグケンネル
ドイツの有名ブランドTRIXIEの木製犬小屋です。ナチュラルな風合いを保ちながらも、悪天候に耐えられるようにアスファルト屋根が採用されています。また、脚付きで地面に直接つかない設計になっており、寒さや湿気を防いで快適に過ごせるように考えられているのも特徴です。屋根は半分開閉するので、お手入れがしやすい木製の犬小屋を探している方におすすめです。
- 商品名:TRIXIE|ナチュラドッグケンネル フラットルーフ
大型犬が快適に過ごせる犬小屋を選ぼう
犬小屋の素材は木製、プラスチック製、金属製があり、それぞれメリットがあります。どれがよいということはないので、庭の環境などを考慮して選ぶとよいでしょう。また、犬小屋は広ければよいというものではありません。愛犬の体の大きさに合ったものを用意してあげてくださいね!
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