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動物介在福祉士という資格について|資格取得の方法や仕事内容を紹介

動物介在福祉士という資格をご存知ですか?最近少し注目されている資格なので、取得に向けて勉強しようかなと思っている人もいらっしゃるかもしれません。今回は、どんな仕事をするのか、資格を取るにはどうすればいいのかなど、動物介在福祉士について気になっている方に向けた記事になりますので、参考にして、ぜひチャレンジしてみてください。

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動物介在福祉士ってどんな仕事?

 さっそく「動物介在福祉士」について解説していきます。

「福祉」という言葉が入っているので、動物のお世話をするイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実は動物介在福祉士は動物のお世話をメインとする仕事ではありません。

動物介在福祉士とは、動物を通して人々の生活の質や、心の状態を整える役割を担っています。

分かりやすく言うとペットセラピーが最も近い職業かもしれません。

いじめや職場での人間関係などで落ち込んでしまった人の心のケアや、薬などの医療行為でもよくならない病気や怪我の治癒の手助けをするなど、幅広く活躍しています。

最近では介護ホームや福祉施設でニーズが高まっており、動物を通じてQOL(生活の質)を上げるために大きな成果を上げているところが注目されています。

動物をパートナーとして、人とのかかわりを大切にしていく仕事ですので、十分な知識と技術の習得が必要となります。

犬と人

動物介在福祉士の資格を取得する方法

 動物介在福祉士の資格取得の方法は発行機関により異なりますが、ここでは全日本動物専門教育協会が定める資格取得の方法についてご紹介していきます。

学習要項としては、初級・中級・上級と3段階あり、それぞれで必要なことを学んでいきます。

初級で学べる基礎知識

 初級では、動物介在活動に関する歴史や心構え、福祉に関する法令や制度、心理学に関する知識など、動物介在福祉士にとって必要な基礎知識を幅広く学びます。 

中級で学べる実践知識

 中級になるとパートナーとなる動物のしつけや訓練の方法を学びます。特に「ハンドリング」と言って、私たちが動物に対して指示を出すときなどに、動物の集中が途切れないように訓練します。

また、障がいがある方や高齢者の方などとのかかわり方やコミュニケーションの仕方など、より実践的な学習が行われます。

上級は実践計画とマネジメント知識

 上級ではグループリーダーとしての役割や実際に活動するためのコーディネート力が求められます。

活動の計画案を立てて実際に活動を開始する点も他の級ではなかった大きな特徴でもあります。

障がい者福祉についても詳しく掘り下げて学ぶため、動物開催福祉士の資格を活かしてどのように活動していきたいのかの選択肢を持つことができるでしょう。

動物介在福祉士の資格取得にチャレンジしてみよう

犬の散歩

 動物介在福祉士は、大好きな動物と一緒に困っている人を助けてあげたいと心から思える人におすすめの資格です。介護・福祉施設をはじめ、犬訓練所やペットサロン、ペットショップ、ペットシッターなど各種動物に関わる職場でも活躍が期待されます。

人と動物が社会の中でイキイキと暮らしていくために、動物介在福祉士のニーズは今後さらに高まっていくと思います。もし気になる方は、ぜひ動物介在福祉士の資格取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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