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チャウチャウについて知ろう!平均寿命やかかりやすい病気・長生きの秘訣について

犬種によって体の特質が異なるので、それぞれかかりやすい病気も異なります。どんな病気にかかりやすいかを知っておけば、普段から予防や対策が打てるので、長生きにつながるでしょう。今回はチャウチャウの平均寿命や、かかりやすい病気についてまとめました。チャウチャウは肥満体型になりやすい犬種なので、どのぐらいの運動量が必要なのかもご紹介します。

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チャウチャウの平均寿命はどのくらい?

チャウチャウ

 大型犬に分類されるチャウチャウの平均寿命は、12歳ぐらいと言われています。しかし15歳ぐらいまで長生きすることもあります。アニコム損害保険株式会社が行った犬の寿命に関する調査によると、大型犬の平均寿命は12.5歳(※1)とのことなので、平均的な寿命と言えます。 

チャウチャウがかかりやすい病気はどんな病気?

チャウチャウ

 チャウチャウは、大型犬によく見られる病気や、顔の構造が影響してなりやすい病気などがあります。 

股関節形成不全

 股関節形成不全は、成長の過程で関節部分の骨が異常をきたし、股関節が正常にかみ合わなくなることで炎症や痛みなどが起こる関節の病気です。大型犬がかかりやすい病気の1つで、遺伝的な要因であることが多いですが、環境的な要因でも発症するので注意が必要です。

発症すると横座りをする、腰を左右に大きく振って歩く、体を動かしたがらない、痛みをかばうために後肢を一緒に動かして歩行する、などの症状が見られます。

●予防法

 過剰な運動や肥満などにより、股関節に過度な負担がかかることで発症しやすくなります。そのため、ジャンプなどの激しい運動はさせないようにしましょう。

また、体重管理をして肥満を防ぐことも、股関節形成不全の予防になります。フードのパッケージに記載されている給与目安量を参考にして、適切な量を与えるようにしましょう。チャウチャウは太りやすい体質なので、肥満に気をつけてください。

眼瞼内反症

 眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)とは、まぶたが内側にめくれてしまい、まつ毛が眼球に接することで眼球の表面を慢性的に刺激してしまう眼病(逆さまつ毛)です。

チャウチャウはまぶた周辺の構造上、眼瞼内反症が起こりやすい犬種なので、涙やめやにがよく出ていたり、まぶしそうにして目を閉じぎみにしていたりなど、目に異常があると感じたら、早めに動物病院へ連れていきましょう。

●対処法

 眼瞼内反症も先天性による場合は、明確な予防法がありません。そのため普段からよく観察し、症状の早期発見・早期治療をしてあげるようにしましょう。 

鼻腔狹窄

 チャウチャウのようなマズルが短い犬種は、鼻腔が狭まっている状態の「鼻腔狭窄(びくうきょうさく)」にもなりやすい傾向にあります。鼻腔狭窄はアレルギーや細菌などの影響によりなることもありますが、チャウチャウの場合は先天性であることが多く、呼吸困難になりがちなので注意が必要です。

呼吸が荒い、鼻をグーグー鳴らす、鼻水を飛ばすことが多いなどが見られるときは、動物病院で診てもらいましょう。

●対処法

 先天性による鼻腔狭窄は明確な予防法がありませんが、呼吸困難にならないように防ぐことはできます。激しい運動を控える、夏季は涼しい時間帯に散歩をするなどして、呼吸が苦しくならないように配慮してあげましょう。

チャウチャウに長生きしてもらうには適度な運動量が大切!

チャウチャウ

 犬にとっても肥満は万病の元で、寿命に大きく影響を及ぼします。先述のようにチャウチャウは激しい運動をさせる必要はありませんが、健康を保つためには適度な運動量が必要です。朝晩それぞれ30分は散歩をさせるようにしましょう。ゆっくりと歩くだけでもよい運動になります。

チャウチャウは面倒くさがりな性格で、積極的に動きたがらないところがあります。そのため、時々散歩コースを変えたりするなど、変化を持たせて楽しく散歩ができるように工夫もしてあげましょう。

チャウチャウに長生きしてもらうには飼い主さんが健康管理を徹底してあげよう!

チャウチャウ

 大型犬の中には平均寿命が10歳前後の犬種もいますが、チャウチャウの平均寿命は12歳程度で、大型犬の中では長めです。長生きしてもらうには、健康管理が欠かせません。チャウチャウは顔の構造上、先天的にかかりやすい病気でもあるので、普段から観察をして異変に気づけるように心がけておくことが大切です。 

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