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カニンヘンダックスフンドの抜け毛対策とお手入れ方法

カニンヘンダックスフンドという犬種を聞いたことはありますか?ダックスフンドの中で最も小さいサイズの犬種で年々人気が高まっているんです。ここでは、カニンヘンダックスフンドの被毛の特徴や、自宅でのお手入れ方法、トリミングメニューや抜け毛・毛玉対策などを紹介していきます。

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カニンヘンダックスフンドの被毛の特徴は?

カニンヘンダックスフンド

 被毛のお手入れ方法や抜け毛対策を知るためには、カニンヘンダックスフンドの被毛の構造やコートタイプについて理解する必要があります。 

被毛の構造

 犬には、「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類の被毛タイプに分かれており、ダックスフンドはダブルコートの犬種です。

ダブルコートとは、皮膚を保護する役割を持つオーバーコート(上毛)と保湿や保温の役割を持つアンダーコートの2重構造になっています。ダブルコートの犬種は、春と秋にやってくる換毛期でアンダーコートを生え変わらせるために抜け毛が多くなります。

コートタイプ

 カニンヘンダックスフンドには、3つのコートタイプが存在します。 短毛の「スムースヘアー」、長毛の「ロングヘアー」、長毛で針金のように粗く硬い「ワイヤーヘアー」の三種類です。

ダックスフンドは、このコートタイプによって性格の傾向が異なると言われています。スムースヘアーは陽気で活発、ロングヘアーは温厚で甘えん坊、ワイヤーヘアーはテリア系の血が入っているために気が強いなどそれぞれ異なる性格を持っている、と考えられています。あくまで傾向なので、そのコの性格を見極めてくださいね。

代表的なカラー

 カニンヘンダックスフンドの魅力のひとつとしてカラーバリエーションが豊富なことが挙げられます。

単色ではレッド、イエロー(クリーム)、レディッシュ・イエロー、2色のバイカラーでは、ブラック&タン、ブラウン&タン、ブラック&イエロー、ブラウン&イエローがあります。

そのほかにも、大理石模様のダップルやブリンドル、タイガーブリンドルがあり、ワイヤーヘアーにはこれらのカラーに、ワイルドボア、枯葉色(ドライリーフ、デッドリーフ)が追加されます。

カニンヘンダックスフンドの被毛のお手入れの仕方

カニンヘンダックスフンド

 ダックスフンドは、3種類あるコートタイプによってお手入れの仕方が違いますので、注意が必要です。それぞれシャンプーとブラッシングの頻度や仕方について紹介していきます。 

シャンプー

 シャンプーの頻度は月に1〜2回が目安です。ロングとワイヤーは、長毛で毛玉になりやすいためシャンプー前に予めブラッシングして、毛玉を解してから行いましょう。また、生乾きのまま放置すると皮膚炎の原因になりえるだけでなく、もつれの原因にもなりますから、タオルドライ後にしっかりとドライヤーで乾かしましょう。 

ブラッシング

 短毛のスムースであっても他の犬種と比べると抜け毛が多いため、週3~4回程度のブラッシングを行いましょう。

スムースは、皮膚を傷つけないよう柔らかいラバーブラシや獣毛ブラシを使い、優しくブラッシングします。ロングやワイヤーのコートタイプは、毛玉になりやすく抜け毛も多いためスリッカーブラシとコームを使用して、毛並みを整えましょう。特に換毛期の時期は、抜け毛が増えるために毎日ブラッシングして抜け毛を取り除く必要があります。

トリミングサロンに行く必要はある?

カニンヘンダックスフンド

 カニンヘンダックスフンドは、基本的にトリミングの必要がない犬種です。しかし、毛の長いロングとワイヤータイプは汚れが付きやすく、特にロングタイプはほぐせないほどの毛玉ができることもあるため、サロンでプロにお手入れしてもらうことを検討するのも1つの手です。 

頻度の目安

 頻度は、スムース、ロング、ワイヤー共に月1回程度を目安に訪れましょう。 

料金の目安

 料金はお店によって差がありますが、シャンプーコースが2,500円~4,000円程度、カットコースが4,000円〜8,000円程度です。プラッキングは、10,000円〜13,000円程度になります。 

おすすめのメニュー

 ロングとワイヤータイプは、汚れやすい箇所をカットしてもらえるカットコースを、スムースタイプは、シャンプーのみのシャンプーコースがおすすめです。

シャンプーのみと言っても、耳掃除や爪切り、肛門線絞りや足裏バリカンなど定期的に行う必要のあるお手入れが含まれていますから、自宅で行うのが難しい場合はお願いするといいですね。

また、ワイヤーヘアーは、ナイフで毛を間引くプラッキングを行う場合もありますが、特殊な技術を必要とするため、扱っていないサロンも多いようです。

カニンヘンダックスフンドの抜け毛・毛玉対策

カニンヘンダックスフンド

 カニンヘンダックスフンドは、量の多さに違いはあるものの、どのコートタイプも抜け毛が多い犬種です。どのコートタイプを自宅に迎えるとしても、抜け毛対策が必要になります。また、ロングは毛玉ができやすいため、毛玉対策についても紹介します。

抜け毛

 まず、ブラッシングやシャンプーの基本的なお手入れによって、抜け落ちる前に被毛を取り除くことによって抜け毛を減らすことができますが、換毛期にはこまめにブラッシングをしても間に合わないほどの毛が抜けます。

この時期には、ブラッシングを毎日行うこと、そして粘着テープと掃除機を使ったこまめな掃除が必要になります。また、トリミングサロンでプロに抜け毛を除去してもらうのもおすすめです。

毛玉

 ロングヘアーの毛は柔らかいため、もつれやすく毛玉ができやすいと言えます。特に動いた時に毛と毛が擦れる耳の後ろや足の付け根・内側などに毛玉ができやすいため、注意が必要です。知らない間にほぐすことができないほど毛玉が大きくなることもあるため、ブラッシングの際は、もつれがないかどうかよく確認しましょう。

毛玉を予防するには、ブラッシングをするときに被毛をかき分けて、根元からしっかりとスリッカーブラシで梳かしていくことです。特に毛玉ができやすい部分は、少量ずつ梳かすようにして梳かし忘れがないようにしましょう。

コートタイプに合ったお手入れをしよう

カニンヘンダックスフンド

 コートタイプによって全く違う魅力を見せてくれるカニンヘンダックスフンドですが、それぞれお手入れの仕方が違うため、しっかりと理解する必要があります。どのコートも抜け毛が多いため、こまめなお掃除やブラッシングが大切です。日々のお手入れを神経質にならずコミュニケーションのひとつとして楽しみながら行えるといいですね。

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