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チワワのお散歩時間はどれくらい?必要な運動量や注意すべきポイントも

チワワは身体が小さいことや、必要な運動量が少ないことから、「室内での運動で十分。お散歩は必要ない」と言われることが多い犬種です。しかし、チワワにもお散歩は必要不可欠であることをご存知ですか?そこで本記事では、知っておいてほしいチワワのお散歩事情について解説していきます。

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チワワにもお散歩が必要って本当?

チワワ 散歩

小さな身体をしたチワワは愛玩犬であることから運動量が少なく、1日2kmほど動けば十分と言われています。そのため、家の中を自由に動き回ることで1日の運動量はカバーすることができますが、実はそれだけでは不十分なのです。

犬にとってお散歩は、運動不足の解消はもちろん、筋力維持、社会化、気分転換、ストレス解消、さらには脳の活性化にも繋がります。人間でも毎日室内にいると飽きてしまうこともありますよね。運動不足は肥満だけでなく、問題行動の原因になることも珍しくありません。身体だけでなく心の健康のためにも、お散歩は重要な役割を担っています。

“チワワにお散歩は必要ない”と言われることが多いですが、運動機会以外にもさまざまな役割を持つお散歩はどんな犬種であっても欠かせないのです。

お散歩の頻度と時間

世界一小さいとも言われるチワワにもお散歩は必要ですが、お散歩の所要時間や頻度は犬種によって異なります。 チワワの場合、1日に1~2回各20~30分前後が目安です。もし毎日お散歩するのが難しいという場合は、1週間のうち数回でも良いので、なるべく外に出る機会を作ってあげましょう。お散歩は、飼い主さんと愛犬のコミュニケーションとしても大切な時間なんですよ。

雨の日もお散歩に行ったほうがいいの?

台風や大雨など天気が悪いときや、どうしてもお散歩に行くのが難しいという日もありますよね。そんな時は無理に行かず、室内でできる遊びを取り入れましょう。引っ張りっこやボール遊びなど、できる範囲で遊んであげれば十分です。室内であっても興奮しすぎると関節に負担がかかるので、愛犬の様子を見ながら適度に休憩しつつ遊んであげてください。

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チワワとお散歩をする際の注意点

チワワ 散歩

チワワとお散歩する際には気をつけなければいけないことがあります。それぞれ見ていきましょう。

無理は禁物

チワワは見て分かる通り華奢な身体をしていることから、骨が細く関節も弱いです。そのため、長時間のお散歩や勾配のある道は身体に負担がかかります。また、激しい運動は膝蓋骨脱臼などの原因になる可能性があるので注意が必要です。

夏や冬は工夫が必要

夏と冬はそれぞれ注意しないといけないことがあります。夏場はアスファルトがとても熱くなるので、肉球が火傷してしまわないよう朝早くや夕方などなるべく涼しい時間を選んでお散歩に行くようにしましょう。チワワは身体が小さいことから地面の照り返しの影響を受けやすいため、熱中症にならないように注意する必要もあります。

また、チワワは寒さにとても弱い犬種です。そのため、冬場のお散歩は洋服を着せて防寒対策してあげましょう。夏とは反対に、なるべく太陽の出ている時間にお散歩に行くことも重要です。犬用の靴は寒さ対策だけでなく肉球の保護にもなるので、子犬のうちから慣れさせておくといいかもしれません。

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怪我に注意!

チワワは目が大きいので、葉っぱや木の枝などで目を傷つけてしまうことがあります。目に傷がつくと角膜炎などの眼病の原因にもなるので、整備されていない草むらなどは注意してください。

道路のちょっとした段差やグレーチングなどに躓いたり挟まってしまうこともあるので、なるべく安全な道を歩くようにしましょう。交通量の少ない道を選んであげると安心です。

また、チワワは気管虚脱という病気を発症しやすい犬種でもあります。気管虚脱は首周りに負担がかかることが原因となることもあるので、リードではなく、ハーネスでのお散歩がおすすめです。

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チワワの子犬はいつからお散歩に行っていいの?

チワワ 散歩

チワワの子犬を迎えたら、1番のビッグイベントともいえるのが、お散歩デビューですよね。いつから一緒に歩けるようになるのでしょうか。

ワクチンプログラムが終了してから

子犬のお散歩デビューは、狂犬病や混合ワクチン接種をすべて終えてから約2~3週間後あたりが理想的です。 ワクチンプログラムが完了する前は免疫が不十分なため、不特定多数の犬と接触したり、地面を歩かせることは感染症を発症するリスクが高まります。したがって、トリミングサロンやドッグランの利用も、ワクチンプログラムが完了するまで避けてください。

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お散歩デビューで注意したいこと

ワクチンプログラムが完了し、免疫を獲得したらいよいよお散歩デビューです。しかし、チワワをはじめ、愛犬のお散歩デビューの際には注意したいことがあります。 いきなり外を歩かせると慣れない外の環境に恐怖を感じ歩けなくなってしまうことも多いため、まずは、チワワを抱っこをしてのお散歩で外の環境に慣れさせ、人気や騒音の少ない場所で少しずつ歩く練習をさせましょう。

ちなみに、ワクチン接種完了前でも抱っこ(地面に足をつけない状態)であればチワワを外に連れて行くことが可能です。特に生後3ヶ月頃は子犬の社会化期で多くの経験を身に付ける大切な時期でもあるので、外の世界への警戒心を和らげるためにもどんどんお散歩に連れ出してあげましょう。 

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ある程度のしつけは済ませておこう

チワワとのお散歩を楽しむにあたっては、ある程度のしつけを済ませておくことも大切です。チワワは警戒心が強く、臆病な一面も持っているため、他の犬や通行人、車など見るものすべてに吠えかかることも珍しくありません。警戒心を抱きにくくするためには子犬期の社会化はもちろん、「待て」や「伏せ」などのコマンドを習得しておくとよいでしょう。特に「伏せ」の姿勢は吠えづらいと言われているため、落ち着かせたいときにはおすすめです。

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チワワがお散歩を嫌がる場合

お散歩に行こうとすると嫌がるという場合、外の世界に恐怖を感じているのかもしれません。はじめのうちは抱っこやカートに乗せて連れ出し、少しずつ慣れさせることも大切です。また、リードや首輪に慣れていない、体調が悪いなどの理由であることも珍しくありません。原因を突き止め解決してあげましょう。

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チワワとのお散歩をより楽しくするコツ

チワワ 散歩

毎日同じお散歩でも問題ありませんが、たまにはお散歩コースや内容を変えたりして楽しみたいという方も多いのではないでしょうか?もちろん、愛犬にとっても良い刺激になるので変化を取り入れることはおすすめです。ここでは、日々のお散歩をより楽しくするコツを紹介していきます。 

お散歩コースを逆に回ってみる

毎日同じコースよりも、道を変えてみたり、いつものお散歩コースを反対に回るだけでもチワワには刺激的で楽しめるお散歩になります。アスファルトだけでなく、芝生の上や土の上などを歩くことも、ニオイや足裏の触り心地に変化があって良いでしょう。 

お散歩中にボール遊び

同じコースであっても、お散歩中に愛犬とちょっと走ってみたり、ボール遊びを取り入れたりすることで、いつもとは違うお散歩になります。チワワに負担が掛からない程度の階段の昇り降りを取り入れるのもおすすめです。 

ドッグランで思いっきり!

お散歩することが大好きなチワワであれば、ドッグランで思いっきり走らせてあげるのもストレス発散になります。 ノーリードで走り回れるのは、ドッグランだからこそできることです。

チワワとのお散歩は無理せず楽しもう

チワワ 散歩

チワワにお散歩は必要ないと言われることも多く、アピールポイントとして売り出しているペットショップもありますが、外に出て歩くことで社会化になるため、恐怖や不安からくる吠えや威嚇といった問題行動が軽減されるという効果があります。

ただし、無理なお散歩は禁物です。 チワワが嫌がっていたり、疲れて歩けないのに無理矢理歩かせてしまうと、お散歩が嫌いになってしまいます。外に出ることに慣れていない子の場合は、抱っこのお散歩から始め、おやつを使いながら少しずつ歩ける距離を伸ばしていきましょう。 今からでも遅くはありませんので、無理せずチワワとのお散歩を楽しんでみてください。

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