愛犬と一緒にかくれんぼを楽しんでみませんか?聴覚や嗅覚を使って、隠れた飼い主を探し当てるかくれんぼは、犬にとって身体や脳へのよい刺激となる遊びです。今回は愛犬が喜ぶかくれんぼの遊び方などをご紹介します。
愛犬が隠れるときはかくれんぼをしたいから?
犬は自分からどこかに隠れることがあったりしますが、これは飼い主に「かくれんぼをしよう」と誘っているわけではありません。愛犬がどこかに隠れているときは、どのような心理なのでしょうか。
構ってもらえると思っている
以前にどこかに隠れているときに、飼い主に構ってもらえた経験などをしている場合、「隠れていればいいことがある」と思い、隠れていることが考えられます。
怒られると思って隠れている
いたずらしたのを飼い主にバレてしまったときに、気配を消すようにそっと隠れることも少なくありません。大抵の犬は怒られると分かっているため、飼い主と目を合わせようとしません。そのため、頭だけ隠してお尻は丸見えということも多くあります。
落ち着ける場所に隠れているだけ
かつて犬は巣穴を寝床にして生活していたことから、狭くて暗い場所を好みます。そのため、そのようなスペースを見つけると、隠れて休んでいることがあります。
犬にとってかくれんぼはよい刺激となる遊び
犬とかくれんぼをするときは飼い主が隠れる側で、犬が探す側となって遊ぶのが一般的です。隠れた飼い主を探し当てるには、「ここだよ~」と呼ぶ飼い主の声や、物音がする場所を頼りに聴覚や嗅覚をフルに使うことになりますが、この一連の行動は犬にとって脳へのよい刺激となります。そのため単に楽しいだけでなく、脳の機能の低下や、ストレス発散になっているのです。
また、飼い主がどこにいるかを見つけだすには、あちこち動き回ることになるため、身体にもよい刺激となります。このようなメリットがあるかくれんぼは、老犬にもおすすめの遊びです。
難易度を少しずつ上げて遊ぶのがポイント
愛犬にかくれんぼの遊び方を覚えてもらうために、最初はソファーの後ろやベッドの横など、愛犬が簡単に見つけられるところに隠れ、探すことができたら褒めてあげましょう。
そして慣れてきたら、ドアの後ろや愛犬が居る場所から離れた部屋など、少し見つけづらいところに隠れるようにしていきます。
このように少しずつ難易度を上げて、愛犬が飽きてしまわないようにして遊んであげましょう。
海外を中心に話題を集めた愛犬とのかくれんぼ
InstagramやYouTubeで、愛犬にドッキリを仕掛けるかくれんぼの動画(What The Fluff Challenge)が話題を集めました。
そのかくれんぼの遊び方は実にシンプルです。まず愛犬に「マテ」をしてもらい、愛犬の前にシーツを持って立ち全身を隠します。そしてシーツを落とした瞬間に、隣りの部屋に移動するだけです。シーツの後ろにいるはずの飼い主が一瞬にして消えている!! 大慌てで飼い主を探すワンコもいれば、呆然としてそのまま固まっているワンコもいたりと、犬のさまざまな反応に思わず笑ってしまいます。
愛犬がどんな反応を見せるのか興味のある方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
犬も飼い主も楽しめるかくれんぼ!
かくれんぼは、とてもシンプルな遊びですが、犬にとって脳にも身体にもよい刺激をもたらしてくれます。以前よりも隠れる場所の範囲を広げたり、見つけづらい場所に隠れたりなど、難易度を工夫しながら遊ぶと、愛犬が喜んでくれるはずです。愛犬と充実した楽しい時間を過ごしてくださいね。
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